大容量ファイルの送り方は、ファイルの大きさ、相手の受け取りやすさ、いつまで置いておくかの3つで選ぶと決めやすくなります。
なお、何人もの相手から写真や動画を集める場合は、送るための仕組みより、集めるための仕組みを使うほうが向いています。
メールで送れるのは25MB程度までで、1回渡すなら転送サービス、あとで差し替えや停止をしたいならクラウドの共有リンクが向いています。
記事のポイント
- 送り方は、ファイルの大きさ、相手の受け取りやすさ、保存期限の3つで選ぶ
- メールで送れるのは25MB程度までで、実際に添付できるのはそれより小さい
- 1回渡すなら転送サービス、あとで差し替えや停止をしたいならクラウドの共有リンク
- 何人もから写真や動画を集めるなら、送る仕組みより集める仕組みを使う
大容量ファイルの送り方は3つの基準で選ぶ
大きなファイルを送る方法はいくつもありますが、次の3つを確かめると選ぶ方法が絞られます。
- ファイルの大きさ:数十MBか、数GBか、それ以上か
- 相手の受け取りやすさ:相手がどんな端末や環境で受け取るか
- 保存期限:1回渡せば終わりか、しばらく置いておきたいか
主な送り方を、この3つの基準で並べると次のようになります。
| 送り方 | 送れる大きさの目安 | 置いておける期間 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| メールに添付 | 25MB程度まで | 相手のメールに残る | 小さなファイルを1回送る |
| ファイル転送サービス | 数GB〜数百GB | 決めた期限まで | 大きなファイルを1回渡す |
| クラウドの共有リンク | 自分の保存容量まで | 自分で消すまで | 差し替えや共有の停止をしたい |
| 分割して送る | 分けた数による | 送り方による | ほかの方法が使えないとき |
| USBメモリやSSDで手渡し | 機器の容量まで | 相手の手元に残る | 直接会えるとき |
迷ったときは、相手が特別なソフトや登録なしで受け取れる方法を優先します。
送り方ごとの特徴と注意点
同じ大きさのファイルでも、送り方によって相手に求める手間が違います。

スマホから送る手順は、スマホから大容量ファイルを送信する方法で紹介しています。
メールに添付する
メールは手軽ですが、1通で送れる容量に上限があり、個人用のGmailでは添付ファイルの合計が25MBまでと案内されています(出典:Gmail ヘルプ)。
添付すると送るための変換で容量が増えるため、実際に送れるファイルは上限より小さくなります。
相手のメールの上限がさらに小さいこともあるため、数MBを超えるなら別の方法を考えます。
写真をメールで送るときの上限と注意点は、写真をメールで送る方法で説明しています。
ファイル転送サービスを使う
ファイル転送サービスは、ファイルを預けて発行されたURLを相手に伝え、ダウンロードしてもらう方法です。
登録なしで数GB以上を送れるサービスも多く、1回渡せば終わりのやり取りに向いています。
保存期限を過ぎるとファイルは消えるため、相手が受け取れる日数を選び、期限の日付も伝えます。
サービスごとの容量や保存期間の違いは、ファイル転送サービス比較で整理しています。
クラウドの共有リンクを使う
GoogleドライブやDropboxなどのクラウドにファイルを置き、共有リンクを相手に送る方法もあります。
ファイルは自分で消すまで残り、中身を差し替えたり、あとから共有を止めたりできます。
ただし、送るファイルの分だけ自分のクラウドの容量を使う点に気をつけます。
転送サービスとクラウドの使い分けは、ファイル共有の方法の比較で詳しく説明しています。
分割して送る
外部のサービスが使えない環境では、圧縮ソフトでファイルをいくつかに分け、何通かのメールに分けて送る方法もあります。
この方法は、相手がすべてのファイルを保存し、対応したソフトで1つに戻す必要があり、受け取る側の負担が大きくなります。
ほかの方法が使えないときの最後の手段と考えます。
USBメモリやSSDで手渡しする
近いうちに会える相手なら、USBメモリやポータブルSSDに入れて手渡す方法もあります。
回線の速さや保存期限を気にせず、数十GBのデータでもそのまま渡せます。
仕事のデータを持ち運ぶときは、紛失に備えて会社のルールに従います。
動画など大きなデータを渡すなら、コピーの速いポータブルSSDを使うと待ち時間が短く済みます。
\ 大きなデータを直接渡す /
送る前に確かめること
送り方を決めたら、相手が確実に受け取れるように次の点を確かめます。
相手の環境で開けるか
会社によっては、外部のファイル転送サービスやクラウドへのアクセスを制限していて、URLを開けないことがあります。
取引先に送るときは、どの受け取り方なら開けるかを先に聞いておくと、送り直す手間を防げます。
相手がスマートフォンで受け取る場合は、ZIPファイルを開きにくいことがあるため、まとめずに送る方法も考えます。
期限とパスワードを伝える
転送サービスで送るときは、URLと一緒に保存期限の日付と、おおよその容量を伝えます。
パスワードを付けた場合は、URLとは別のメッセージや電話で伝えます。
受け取る側がつまずきやすい点は、大容量ファイルの受け取り方法でまとめています。
仕事で大容量ファイルを送るとき
会社でファイルを送るときは、使ってよい方法が社内のルールで決まっていることがあります。
会社が認めていない無料のサービスや個人のクラウドを使うと、送ったファイルが会社の管理から外れてしまいます。
また、パスワード付きのZIPをメールで送る方法は、ウイルスの検査をすり抜けやすいことから、官公庁や企業で見直しが進んでいます。
取引先に頻繁に送るなら、送信の履歴が残り、上司の承認や送信の取り消しができる法人向けのサービスを会社として用意しておくと安心です。
何人もから写真や動画を集めるなら集める仕組みを使う
ここまでの方法は、自分から相手にファイルを送るためのものです。
反対に、イベントの参加者や顧客から写真や動画を送ってもらう場合、相手ごとに転送サービスを使ってもらうと、届いたURLを1つずつ開いて保存し直す手間がかかります。
写真や動画を集めることが目的なら、受け取り用の窓口を1つ作り、そこへ送ってもらうほうが整理しやすくなります。

OmoiBoxでは、案件ごとに受け取り用のURLとパスコードを発行でき、相手は登録もアプリもなしで写真や動画を提出できます。
届いた素材は案件ごとにまとまるため、URLを開いて集め直す作業がいりません。
\ 送るより集める仕組みで /
※写真の回収は無料プランで試せます
大容量ファイル送信についてよくある質問
無料で何GBまで送れますか?
サービスによって違い、数GBまでのものから、1ファイル300GBまで送れるものまであります。
大きさだけでなく、保存期限や広告の表示も合わせて選びます。
スマートフォンからでも大容量ファイルを送れますか?
多くの転送サービスやクラウドは、スマートフォンのブラウザやアプリから送れます。
途中で止まらないように、Wi-Fiにつないで画面を開いたままにしておきます。
送ったファイルをあとから取り消せますか?
クラウドの共有リンクなら共有を止められ、転送サービスでも削除用のキーなどで消せるものがあります。
相手がすでにダウンロードしたファイルは、手元に残ります。
ZIPにまとめると容量は小さくなりますか?
写真や動画はもともと圧縮されているため、ZIPにしてもほとんど小さくなりません。
たくさんのファイルを1つにまとめて送りやすくする目的で使います。
大容量ファイル送信の方法のまとめ
大容量ファイルの送り方は、ファイルの大きさ、相手の受け取りやすさ、保存期限の3つで選びます。
メールで送れるのは25MB程度までで、それを超えるなら転送サービスかクラウドの共有リンクを使います。
1回渡せば終わりなら転送サービス、差し替えや共有の停止をしたいならクラウドが向いています。
何人もから写真や動画を集めるなら、送る仕組みではなく、受け取り用の窓口で集める仕組みを使います。
各サービスの容量や料金は変わることがあるため、使う前に公式ページで確認してください。


