スマートフォンから大容量ファイルを送るなら、近くにいる相手には端末どうしで直接渡し、離れた相手にはURLを送る方法を選ぶと迷いません。
ブラウザで使う転送サービスなら、新しいアプリを入れずに送れます。
動画はWi-Fiにつないで送り、送り終わるまで画面を開いたままにしておきます。
記事のポイント
- 近くにいる相手には、AirDropやQuick Shareで端末どうし直接渡す
- 離れた相手には、クラウドの共有リンクや転送サービスのURLを送る
- ブラウザ型の転送サービスなら、アプリを入れずに送れる
- 動画はWi-Fiで送り、送り終わるまで画面を開いたままにする
スマホから大容量ファイルを送る方法
スマートフォンから大容量ファイルを送る方法は、相手が近くにいるか、相手の機種が同じかで選びます。
主な方法の違いは次のとおりです。
| 方法 | 向いている場面 | アプリの追加 |
|---|---|---|
| AirDrop、Quick Share | 相手が近くにいて、機種の種類が同じ | いらない |
| スマホに挿せるUSBメモリ | 相手と会えて、通信を使いたくない | いらない |
| iCloudリンク、Googleドライブの共有リンク | 離れた相手に送る | 最初から入っていることが多い |
| ブラウザ型の転送サービス | アプリを入れずに1回だけ送る | いらない |
メールは送れる容量が小さく、LINEは動画が圧縮されることがあるため、大容量のファイルには向きません。
パソコンから送る場合も含めた送り方の全体は、大容量ファイル送信の方法で比べています。
近くにいる相手には端末どうしで直接渡す
相手が同じ部屋にいるなら、インターネットを通さずに端末どうしで渡すのが手軽です。
通信量を使わずに済み、大きな動画でも短い時間で渡せることが多くあります。
AirDropやQuick Shareで送る
iPhone同士ならAirDrop、Android同士ならQuick Shareを使うと、写真アプリの共有ボタンから近くの相手を選ぶだけで送れます。
受け取る側は、AirDropやQuick Shareで受信できる設定になっているかを先に確かめておきます。
相手の機種が違う場合や、相手が近くにいない場合は、URLで送る方法に切り替えます。
スマホに挿せるUSBメモリで渡す
差し込み口がUSB-Cのスマートフォンなら、USB-C対応のUSBメモリを挿して写真や動画をコピーできます。
USBメモリを相手に渡せば、相手はスマートフォンやパソコンに挿して受け取れます。
通信を使わないため、データ量を気にせず大量の動画を渡せます。
スマートフォンとパソコンの両方に挿せる、USB-CとUSB-Aの2つの差し込み口がある型が使いやすいです。
\ 会える相手にはそのまま手渡し /
離れた相手にはURLで送る
離れた相手に送るときは、ファイルをインターネット上に置いて、受け取り用のURLだけを相手に送ります。
URLはLINEやメールで送れるため、ファイルそのものが大きくても送れます。
iPhoneならiCloudリンクを送る
iPhoneでiCloud写真を使っている場合は、写真アプリで送りたい写真や動画を選び、共有ボタンから「iCloudリンクをコピー」を選びます。
コピーしたURLをLINEやメールに貼り付けると、相手はブラウザから写真や動画を受け取れます。
相手がAndroidやパソコンでも受け取れるため、相手の機種を気にせずに使えます。
AndroidならGoogleドライブの共有リンクを送る
Androidでは、Googleドライブのアプリにファイルをアップロードし、共有リンクを作って相手に送ります。
リンクを知っている人が見られる設定にするか、相手のアカウントだけに見られる設定にするかを選べます。
無料で使える容量はGmailやGoogleフォトと合わせて15GBのため、大きな動画を置く前に空き容量を確かめます。
アプリを入れたくないならブラウザ型の転送サービス
クラウドの容量が足りない場合や、アプリを入れたくない場合は、ブラウザで使うファイル転送サービスが向いています。
スマートフォンのSafariやChromeからサイトを開くだけで使え、会員登録がいらないサービスもあります。
送るときの流れは次のとおりです。
- ブラウザで転送サービスのサイトを開く
- 送りたい写真や動画を選ぶ
- アップロードが終わるまで画面を開いたまま待つ
- 表示されたURLをLINEやメールで相手に送る
アップロードの途中で画面を消したり、ほかのアプリに切り替えたりすると、送信が止まることがあります。

代表的な転送サービスの使い方と注意点は、ギガファイル便で写真を送る方法で説明しています。
動画を送るときは通信量とサイズに気をつける
スマートフォンで撮った動画は、短くても写真よりずっと容量が大きくなりやすいため、送る前にいくつか確かめます。
Wi-Fiにつないで送る
モバイルデータ通信で大きな動画を送ると、契約しているデータ量を一度に使ってしまうことがあります。
大きな動画を送るときは、自宅などのWi-Fiにつないでから送ると、データ量を気にせずに済みます。
受け取る側も、ダウンロードにデータ量を使うため、Wi-Fiで受け取るよう伝えておくと親切です。
送り終わるまで画面を消さない
スマートフォンは、画面が消えたりほかのアプリを開いたりすると、裏で動いている通信を止めることがあります。
大きな動画を送るときは、自動ロックまでの時間を一時的に長くし、送信画面を開いたまま待ちます。
省電力モードをオンにしていると通信が止まりやすいため、送るあいだはオフにしておきます。
それでも遅い、止まるという場合の対処は、ファイル転送が遅いときの対処で原因ごとにまとめています。
相手が再生できる形式かを確かめる
iPhoneで撮った動画は、容量の小さい「高効率」という形式で保存されていることがあり、相手のパソコンによっては再生できない場合があります。
相手の再生環境が分からない場合は、iPhoneの「設定」から「カメラ」「フォーマット」と進み、「互換性優先」にして撮ると、多くの環境で再生しやすくなります。
「互換性優先」にすると、同じ長さの動画でも容量は大きくなります。
動画が送れない原因や形式の違いは、写真共有で動画も送る方法で詳しく説明しています。
何人もから動画を送ってもらうならURLを1つ用意する
結婚式の余興や送別会の動画づくりなどで、何人もから写真や動画を送ってもらう場合は、送る人それぞれに転送サービスを使ってもらうと、届いたURLの管理が大変になります。
受け取る側が提出用のURLを1つ用意しておくと、送る人はスマートフォンのブラウザから送るだけで済み、届いた写真や動画も1か所にまとまります。
OmoiBoxなら、送る人は会員登録もアプリのインストールもせずに、URLとパスコードを開いてスマートフォンから提出できます。
写真の回収は無料のFREEプランから使え、動画の回収はProプラン以上で使えます。
Proプランは月額2,980円(税込、2026年9月時点)で、動画は10GBまで集められると案内されています。
動画を集める前に、集めたい本数と容量が収まるかを料金のページで確かめておきます。
\ 提出先のURLを1つにする /
※有料プランはいつでも解約できます
スマホから大容量ファイルを送るときのよくある質問
iPhoneからAndroidに大きな動画を送るにはどうすればいいですか?
iCloudリンクや転送サービスのURLを送る方法が手軽です。
URLならブラウザで開けるため、相手の機種に関係なく受け取れます。
LINEで送ったURLからダウンロードできないのはなぜですか?
LINEの中のブラウザで開いていると、ファイルを保存できないことがあります。
画面のメニューからSafariやChromeで開き直すと、ダウンロードできる場合があります。
動画の容量を小さくしてから送ったほうがいいですか?
見るだけなら小さくしてもかまいませんが、編集や保存に使う動画は元の大きさのまま送ります。
必要な場面だけを切り出して送ると、画質を保ったまま容量を減らせます。
仕事のファイルを無料の転送サービスで送ってもいいですか?
会社で使ってよいサービスが決まっている場合は、そのルールに従います。
決まりがない場合も、パスワードや期限を設定できるサービスを選ぶと安心です。
スマホから大容量ファイルを送る方法のまとめ
スマートフォンから大容量ファイルを送るときは、近くにいる相手には端末どうしで直接渡し、離れた相手にはURLを送ります。
iPhoneならiCloudリンク、AndroidならGoogleドライブの共有リンクが使え、アプリを入れたくないならブラウザ型の転送サービスが向いています。
動画はWi-Fiで送り、送り終わるまで画面を開いたままにします。
何人もから動画を集めるなら、提出用のURLを1つ用意すると受け取りがまとまります。
各サービスの容量や料金は変わることがあるため、使う前に公式ページで確認してください。


