メールで送れるファイルの大きさは、送る側と受け取る側の両方のメールサービスで上限が決まっていて、超えるファイルはクラウドの共有リンクやファイル転送サービスで送ります。
GmailやOutlookなら、メールを作る画面のままリンクでの送信に切り替えられます。
上限はGmailやYahoo!メールで1通25MB、iCloudメールで20MBで、数GBのファイルはファイル転送サービスや共有フォルダで送ります。
記事のポイント
- GmailやYahoo!メールは1通25MB、iCloudメールは20MBが上限
- 相手のメールの上限が小さいと、自分の上限内でも届かない
- 上限を超えるファイルは、メールの画面からクラウドのリンクに切り替えて送る
- 数GBのファイルは、ファイル転送サービスや共有フォルダで送る
メールで送れるファイルの大きさの上限
メールに添付できるファイルの大きさは、使っているメールサービスごとに上限が決まっています。
表では、1通で送れる大きさと、超えたときにどうなるかを見比べてください。
| メールサービス | 1通の上限(2026年10月時点) | 超えるファイルの送り方 |
|---|---|---|
| Gmail | 25MB | 自動でGoogleドライブのリンクになる |
| Outlook.com | 25MB | OneDriveのリンクで2GBまで送れる |
| Yahoo!メール | 25MB(添付は50個まで) | 本文と添付の合計で数える |
| iCloudメール | 20MB | Mail Dropで5GBまで送れる |
| ドコモメール | 約10MB | 本文と添付の合計で数える |
| auメール(iPhone) | 3MB | 大きいファイルはリンクで送る |
パソコンのOutlookでプロバイダのメールを使っている場合は、既定の上限が20MBになっています。
会社のメールは管理者が上限を決めていて、Microsoft 365では送信の既定が35MBですが、会社によってはもっと小さく設定されています。
キャリアのメールは上限が小さいため、スマホのメールアドレスに写真や動画を送るときは特に気をつけます。
上限より小さくても届かない理由
上限の数字より小さいファイルなのに、メールが送れなかったり、相手に届かなかったりすることがあります。
添付ファイルは送るときに大きくなる
メールに添付したファイルは、送るときにメールで扱える形に変換されるため、元の大きさより3割ほど大きくなります。
そのため、上限が25MBのメールでも、実際に添付できるのは18MB前後までと考えておくと安心です。
Gmailでも、添付ファイルの合計が25MBを超えると、自動でGoogleドライブのリンクに置き換えられると案内されています(出典:Gmail ヘルプ)。
受け取る側の上限が小さいと届かない
送る側のメールで送れても、受け取る側のメールサーバーの上限を超えていると、メールは相手に届かずに戻ってきます。
相手の会社が受け取れる大きさを数MBに絞っていることもあるため、送る前に相手の環境は分かりません。
取引先に送るときは、添付は数MBまでにして、それより大きいファイルはリンクで送るほうが確実です。

メールの画面からリンクに切り替えて送る方法
GmailやOutlook.com、iPhoneのメールでは、メールを作る画面のまま、大きなファイルをリンクで送れます。
相手はメールに書かれたリンクを開いて、ファイルをダウンロードします。
Gmailはドライブのリンクで送る
パソコンのGmailでは、次の手順でGoogleドライブのファイルをリンクとして入れられます。
- メールの作成画面で「ドライブを使用してファイルを挿入」のアイコンを押す
- 送りたいファイルを選ぶか、パソコンからアップロードする
- 「ドライブのリンク」を選んで「挿入」を押す
- 相手がファイルを開けるよう、共有の設定を確かめて送信する
25MBを超えるファイルを添付しようとした場合も、自動でドライブのリンクに切り替わります。
相手がGoogleアカウントを持っていないときは、共有の範囲を相手が開ける設定にしておかないと、リンクを開いても見られません。
Outlook.comはOneDriveのリンクで送る
Outlook.comでは、ファイルをOneDriveにアップロードしてリンクで共有すると、2GBまでのファイルを送れます。
OneDriveに保存したファイルは、メールにリンクとして入れて共有できます。
リンクで送ったファイルは自分のOneDriveの容量を使うため、送り終えたら不要なファイルを消しておきます。
iPhoneのメールはMail Dropを使う
iPhoneやMacのメールで大きなファイルを添付すると、Mail Dropを使って送るかどうかを聞かれます。
Mail Dropを選ぶと、5GBまでのファイルがiCloudに置かれ、相手には30日間ダウンロードできるリンクが届きます。
Mail Dropで置いたファイルは、iCloudのストレージの容量には含まれません。
写真をメールで送る場合の大きさの減らし方は、写真をメールで送る方法で説明しています。

メール以外でファイルを共有する手段
数GBの動画や、何十枚もの写真をまとめて送るときは、はじめからメール以外の手段を選ぶと手間が少なくなります。
表では、送れる大きさの例と、向いている場面を見比べてください。
| 手段 | 送れる大きさの例(2026年10月時点) | 向いている場面 |
|---|---|---|
| クラウドの共有リンク | Googleドライブは1ファイル5TBまで | 同じ相手とファイルを何度もやり取りする |
| ファイル転送サービス | ギガファイル便は1ファイル300GBまで | 一度だけ大きなファイルを渡す |
| ビジネスチャット | Chatworkは5GB、Slackは1GBまで | 同じチャットを使っている相手に送る |
| AirDropなどの近くの端末への送信 | ネットを通さずに送れる | 目の前にいる相手に渡す |
取引先や知り合いに一度だけ送るならファイル転送サービス、続けてやり取りするならクラウドの共有フォルダが向いています。
ファイル転送サービスは、保存の期限が過ぎるとファイルが消えるため、相手がダウンロードできる期間を決めて伝えます。
それぞれの送り方の手順や無料で使える範囲は、大容量ファイル送信の方法で比べています。
ZIPにまとめて送るときの注意点
複数のファイルをZIPにまとめると、1つのファイルとして送れて、相手もまとめて受け取れます。
ただし、ZIPにするときは次の点に気をつけます。
- 写真やPDFはもともと圧縮されているため、ZIPにしてもほとんど小さくならない
- パスワード付きのZIPをメールで送り、別のメールでパスワードを送る方法は見直しが進んでいる
- 暗号化したZIPは、Windowsの標準の機能では開けないことがある
- Macで作ったZIPをWindowsで開くと、ファイル名が文字化けすることがある
大きさを減らす目的でZIPにしても効果が小さいため、大きなファイルはリンクで送るほうが手早く済みます。
相手の環境が分からないときは、ファイル名を半角の英数字にしておくと、文字化けを防げます。
相手から大きなファイルを受け取るときは
反対に、相手から大きな写真や動画を受け取りたいときも、メールに添付してもらうと上限に引っかかって届かないことがあります。
相手にクラウドやファイル転送の使い方を説明するより、ファイルを置くだけで届く提出用のURLを渡すほうが、相手の手間は少なくなります。
OmoiBoxでは、URLとパスコードを伝えると、相手は会員登録もアプリもなしにスマホのブラウザから写真を提出できます。
Proプランにすると、動画も1本2GBまで受け取れます。
\ 写真や動画を受け取るなら /
※提出する側はアプリを入れずに送れます
大容量ファイルのメール送信でよくある質問
ファイルを分けて何通かのメールで送ってもよいですか?
写真を数枚ずつ分けて送る程度なら問題ありませんが、通数が多いと相手が受け取りを確かめにくくなります。
1つのファイルを分割して送ると、相手が元に戻す手間がかかるため、リンクで送るほうが向いています。
送ったメールが戻ってきたのはなぜですか?
相手のメールサーバーの上限を超えていた、相手のメールボックスがいっぱいだったといった原因が考えられます。
戻ってきたメールに書かれた理由を確かめ、大きさが原因ならリンクで送り直します。
スマホのメールでも大きなファイルを送れますか?
iPhoneのメールならMail Dropで5GBまで送れ、Gmailのアプリでもドライブのファイルをリンクで入れられます。
キャリアのメールは上限が数MBと小さいため、Gmailなどのアプリから送ります。
リンクで送ったファイルはいつまで相手が開けますか?
GoogleドライブやOneDriveのリンクは、自分がファイルを消すか共有をやめるまで開けます。
Mail Dropは30日間、ファイル転送サービスは選んだ保存の期限までです。
大容量ファイルをメールで送る方法のまとめ
メールで送れるファイルの大きさは、GmailやYahoo!メールで25MB、iCloudメールで20MBが上限です。
添付は送るときに3割ほど大きくなり、相手の上限が小さいこともあるため、取引先への添付は数MBまでにとどめます。
上限を超えるファイルは、GmailやOutlookの画面からクラウドのリンクに切り替えるか、iPhoneのMail Dropで送ります。
数GBのファイルや、何度もやり取りするファイルは、ファイル転送サービスやクラウドの共有フォルダで送ります。
上限の数字は変わることがあるため、送る前に使っているメールサービスの公式ヘルプで確認してください。


