無料で使える容量はサービスによって2GBから20GB程度まで差がありますが、数字の大きさだけで選ぶと、あとで使いにくさに気づくことがあります。
容量に加えて、同期のしかた、共有の権限、使わないときに削除される条件まで確かめて選ぶのが安心です。
スマートフォンの写真や動画を入れると、無料の容量はすぐに埋まります。
記事のポイント
- 無料で使える容量は、主なサービスで2GBから20GBまで差がある
- 容量の数字だけでなく、ほかのサービスとの共用、1ファイルの上限、削除の条件を確かめる
- スマートフォンの写真や動画を入れると、無料の容量はすぐに埋まる
- 写真を相手から集めたいなら、保存型だけでなく提出用のURLも比べる
無料で使える主なオンラインストレージ
個人で登録して無料で使える主なオンラインストレージの容量は、次のとおりです。
| サービス | 無料の容量 | 知っておきたい点 |
|---|---|---|
| Googleドライブ | 15GB | GmailやGoogleフォトと容量を分け合う |
| OneDrive | 5GB | WindowsやOfficeと組み合わせて使いやすい |
| iCloud | 5GB | iPhoneのバックアップや写真と容量を分け合う |
| Dropbox | 2GB | 容量は小さいが、端末どうしの同期に使いやすい |
| Box | 10GB | 無料プランでは1ファイル250MBまで |
| InfiniCLOUD | 20GB | 国内のサービス |
表の内容は、2026年9月時点で各サービスの公式ページに案内されているものです。
無料の容量は、あとから変更されることもあるため、使い始める前に公式ページで確かめます。
オンラインストレージの仕組みそのものは、オンラインストレージとはで説明しています。
容量の数字だけで選ばないための確認点
同じ15GBや5GBでも、使い方によって実際に使える量や便利さが変わります。
ほかのサービスと容量を分け合うか
Googleの無料の15GBは、Googleドライブだけでなく、GmailやGoogleフォトと合わせた量です。
スマートフォンの写真をGoogleフォトにバックアップしていると、ドライブに使える容量はそのぶん減ります。
iCloudの5GBも、iPhoneのバックアップや写真と分け合うため、すぐにいっぱいになることがあります。
iPhoneの写真を無料の容量の外にも控えておくなら、充電しながら自動で保存できるQubii Proが手軽です。
\ 充電の間に写真を控える /
1ファイルの大きさに上限があるか
全体の容量とは別に、1つのファイルの大きさに上限があるサービスもあります。
たとえばBoxの無料プランは、1ファイル250MBまでしかアップロードできないため、動画を保存するには向いていません。
使わないと削除される条件
無料のアカウントは、長いあいだ使わないと削除される場合があります。
Googleは、2年間使われていないアカウントを無効とみなし、中のデータを削除することがあると案内しています(出典:Google アカウント ヘルプ)。
ほかのサービスにも同じような決まりがあるため、保管用に使うなら、ときどきログインしておきます。
共有の権限を決められるか
ほかの人とファイルを共有するなら、見るだけか編集もできるかといった権限を決められるかも見ておきます。
リンクを知っている人なら誰でも開ける設定しか選べないと、家族写真や仕事のファイルは置きにくくなります。
共有するときに確かめたい点は、写真共有を安全に行う方法でまとめています。
無料の容量で写真は何枚入るか
無料の容量でどれくらい保存できるかは、入れるものによって大きく変わります。
スマートフォンの写真を1枚3MBとして計算すると、目安は次のとおりです。
- 2GB:約670枚
- 5GB:約1,670枚
- 15GB:約5,000枚
- 20GB:約6,670枚
動画は写真よりはるかに容量が大きいため、数本入れるだけで無料の容量を使い切ることもあります。
容量の大きい動画は手元のポータブルSSDに移しておくと、無料の容量を写真に回せます。
\ 動画は手元のSSDへ移す /

写真の枚数は機種や撮影の設定で変わるため、あくまで目安として考えます。
使い道で無料のサービスを選ぶ
無料で使うなら、ふだん使っている端末やサービスに合わせて選ぶと、設定の手間が少なくて済みます。
- iPhoneを使っているなら、写真やバックアップと連携しやすいiCloud
- AndroidやGmailを使っているなら、Googleドライブ
- WindowsのパソコンでWordやExcelを使うなら、OneDrive
- パソコンどうしで同じフォルダを同期したいなら、Dropbox
- 無料で少しでも多くの容量がほしいなら、InfiniCLOUD
1つのサービスにすべてを入れるのではなく、写真用と書類用のように使い道で分けると、無料の範囲でも長く使えます。
写真を中心に保存するクラウドの選び方は、写真共有クラウドの比較で整理しています。
無料の範囲で長く使うコツ
無料の容量は限られているため、入れるものを選んで使います。
見返さない写真や、同じような写真が何枚もある場合は、先に整理してから保存すると容量を節約できます。
無料のサービスは容量や条件が変わることもあるため、大切な写真やデータは手元の機器にも残しておくと安心です。
写真や動画をまとめて控えておくなら、容量の大きい外付けHDDが手軽です。
\ 無料枠の外に控えを残す /
写真を相手から集めるなら提出用のURLも比べる
オンラインストレージは自分のファイルを保存するための仕組みなので、ほかの人から写真を集める用途では気をつける点があります。
共有フォルダに写真を入れてもらうと、届いた写真はすべて自分の容量を使い、無料の容量では足りなくなりやすくなります。
また、相手にもそのサービスのアカウントやフォルダの権限が必要になることが多くあります。
イベントの参加者などから写真を集めるなら、相手がURLを開いて写真を選ぶだけで送れる提出用のURLも候補に入れて比べます。

OmoiBoxなら、受け取り用の案件を作ってURLとパスコードを伝えるだけで、相手は登録もアプリもなしで写真を提出できます。
集まった写真は案件ごとにまとまるため、必要なものだけを選んでオンラインストレージに移せます。
\ 集める用途は別に用意 /
※写真の回収は無料プランで使えます
無料のオンラインストレージについてよくある質問
無料で容量無制限のオンラインストレージはありますか?
主なサービスで、無料で容量無制限のものはほとんどありません。
極端に大きな容量を無料でうたうサービスは、条件や将来の変更も含めて規約を確かめてから使います。
複数の無料サービスを組み合わせて使ってもいいですか?
使い道ごとに分けて使えば、無料の範囲でも多くのファイルを置けます。
どこに何を置いたかわからなくならないよう、写真はこのサービス、書類はこのサービスと決めておきます。
容量がいっぱいになったらどうなりますか?
新しいファイルを保存できなくなります。
Googleの場合はGmailの送受信にも影響するため、不要なファイルを消すか、有料のプランで容量を増やします。
無料のオンラインストレージに仕事のファイルを置いても大丈夫ですか?
会社が使ってよいと決めているサービスかどうかを、先に確かめてください。
個人の無料アカウントに仕事のファイルを置くと、会社の管理から外れてしまいます。
無料のオンラインストレージの選び方のまとめ
無料で使えるオンラインストレージの容量は、主なサービスで2GBから20GBまで差があります。
選ぶときは容量の数字だけでなく、ほかのサービスとの共用、1ファイルの上限、使わないときに削除される条件、共有の権限を確かめます。
写真や動画はすぐに容量を使い切るため、使い道でサービスを分け、大切なデータは手元にも残しておきます。
写真を相手から集めたいなら、保存型のストレージだけでなく、提出用のURLも比べて選びます。
各サービスの容量や条件は変わることがあるため、使う前に公式ページで確認してください。


