OmoiBox

iCloudの写真共有|共有アルバムで変わった画質と参加条件

構成・執筆の一部に生成AIを活用し、内容は筆者が確認・編集したうえで公開しています。

部屋のテーブルで、スマートフォンとタブレットに同じ写真のアルバムを表示して見比べている手元

iPhoneの共有アルバムは、iOS 26以前に作ってアップグレードしていないものだと、写真が長辺2,048ピクセルに縮小されて共有されます。

iOS 27以降に作ったアルバムやアップグレードしたアルバムでは画質が落ちず、Appleの機器がない相手も参加できるようになりました。

その代わり、これまで長所だったiCloudの容量を使わない点が失われています。

共有した写真が粗く見えるときは、元の写真を追加し直すと高画質で渡せます。

記事のポイント

  • iCloud写真は自分の端末をそろえる仕組みで、共有アルバムは相手と見せ合う場所
  • iOS 27から共有アルバムはフル解像度で共有でき、画質が落ちなくなった
  • Appleの機器やアカウントがない相手も、Webから参加して写真を追加できる
  • 新しく追加した分はアルバムを作った人のiCloud容量を使う

iCloud写真と共有アルバムは別のもの

最初につまずくのは、名前が似た機能が3つあることです。

役割はまったく違うので、先に切り分けておきます。

機能何をするもの相手に見えるもの
iCloud写真自分の端末どうしで写真をそろえる誰にも見えない
共有アルバム選んだ写真を相手と見せ合うアルバムに入れた写真だけ
iCloudリンク選んだ写真を一時的に渡すリンクを送った分だけ

この3つのうち、相手とやり取りを続けるのは共有アルバムだけです。

残りの2つは、共有というより保存と受け渡しの仕組みだと考えてください。

iCloud写真をオンにしても誰にも見られません

iCloud写真は、iPhoneとiPad、Macで同じ写真を見られるようにする機能です。

家族と同じiCloudを使っていない限り、他人に写真が見えることはありません。

ただし同期なので、iPhoneから写真を消すとiCloud側からも消えます。

端末の空き容量を作るつもりで削除すると、元のデータごとなくなる点だけ注意してください。

空き容量を作りたいときは、iPhoneにつなげる外付けSSDへ写真を移してから削除すると元のデータを残せます。

iPhoneからほかの端末への送り方は、iPhoneの写真共有方法で紹介しています。

一度渡すだけならiCloudリンクで足ります

写真を選んでリンクを作り、相手に送るだけの方法です。

相手はApple製の機器でなくても、ブラウザから開いて保存できます。

リンクは作ってから30日で使えなくなるため、やり取りを続ける用途には向きません。

iOS 27で共有アルバムの弱点が2つ消えた

共有アルバムは長いあいだ、2つの点で不便だと言われてきました。

その両方がiOS 27から解消されています。

画質を落とさずに共有できるようになった

iOS 27、iPadOS 27、macOS 27から、共有アルバムはフル解像度での共有に対応しました(出典:Apple サポート)。

以前は圧縮されていたため、印刷や引き伸ばしには向きませんでした。

これからは、撮ったままの画質を相手に渡せます。

届いた写真を紙に残すなら、スマートフォンから直接印刷できるフォトプリンターが手軽です。

あわせて、並べ替えや絵文字のリアクションも使えるようになりました。

Appleを使っていない相手も参加できるようになった

これまでは、Androidの相手には公開Webサイトで見てもらうしかなく、写真を追加してもらえませんでした。

iOS 27からは、Apple AccountもApple製デバイスもない相手が、Webから参加して自分の写真を追加できます。

招待もリンクを送る形になり、連絡先やメールアドレスをたどる必要がなくなりました。

リンクを知っている人を承認制にするか、そのまま参加できるようにするかも選べます。

iOS27で共有アルバムの画質と参加条件が変わったことを示した図
画質と相手の条件が同時に変わった

代わりにiCloudの容量を使うようになった

便利になった分、負担する場所が変わりました。

ここを知らずに使うと、容量が足りなくなります。

新しく追加した分はアルバムを作った人の容量から引かれる

以前の共有アルバムは、何枚入れてもiCloudの容量を使いませんでした。

iOS 27以降は、新しく追加したものがアルバムの所有者の容量に算入されます。

参加者が追加した写真も、所有者側の容量として数えられます。

大人数から写真を集めるアルバムほど、作った人の負担が重くなる作りです。

容量を使いたくないなら有効期限付きにする

アルバムを作るときに「アルバムを有効期限付きにする」を選ぶ方法があります。

この場合、アルバムは30日後に削除されます。

行事のあとに配って終わりにする使い方なら、こちらで足ります。

ただし期限が来ると中の写真も消えるため、残したい人は先に保存しておく必要があります。

期限が来る前に、USB Type-CのiPhoneやパソコンに挿せるUSBメモリへ残したい写真を移しておくと手軽です。

共有アルバムの新しい写真が所有者のiCloud容量から引かれることを示した図
集める人数が増えるほど所有者の負担が重くなる

いま使っているアルバムはどうなるか

以前から使っている共有アルバムは、そのまま残ります。

新しい機能を使うには、自分でアップグレードする操作が必要です。

アップグレードすると何が変わるか

アップグレードすると、そのあと共有する写真やビデオは元の解像度のままになります。

リンクで招待したり、参加者にアルバムの管理を任せたりもできます。

すでに入っている写真は、アップグレード後も容量に算入されません。

容量を使うのは、アップグレードしたあとに新しく追加した分だけです。

参加者のOSが古いと開けないことがある

アップグレードしたアルバムを開けるのは、iOS 27以降を入れた機器です。

古いままの参加者は、機器を更新するかブラウザでiCloud.comから見ることになります。

家族に古いiPhoneを使っている人がいる場合は、先に伝えておくほうが混乱しません。

戻せる期間は6か月

アップグレードすると、元のアルバムのコピーが6か月間だけ残ります。

その期間を過ぎるとコピーは完全に削除されます。

迷っている段階でアップグレードするより、残したい写真を保存してから進めるほうが安全です。

共有アルバムをアップグレードするかどうかの判断材料を整理した図
元に戻せる期間は6か月で終わる

共有アルバムの写真が粗いときの見分け方

共有アルバムの写真が粗く見えるときは、アルバムを作った時期と、写真を追加した時期で原因が分かれます。

Appleの案内では、共有される画質は次のように決まります。

写真が入ったアルバムと時期共有される画質高画質で渡す方法
iOS 26以前に作り、アップグレードしていないアルバム写真は長辺2,048ピクセルに縮小、ビデオは最大720pアルバムをアップグレードしてから写真を追加し直す
アップグレードしたアルバムに、前から入っていた写真元の解像度になると案内されているのは、アップグレード後に共有した分だけ手元の元の写真をもう一度追加する
iOS 27以降に作ったアルバム、またはアップグレード後に追加した写真元の形式のままフル解像度そのまま保存してもらえばよい

アップグレードは、写真アプリで共有アルバムの詳細を開き、「共有アルバムをアップグレード」を選びます。

追加し直した写真は、アルバムを作った人のiCloud容量を使います。

作った人の容量が足りないと、追加したあとに「項目が共有されていません」と表示され、相手に届きません。

受け取った側は、アルバムの「すべての共有項目を保存」で自分のライブラリへ保存しておくと、アルバムが消えても写真が手元に残ります。

相手と目的で選び分ける

ここまでの違いを、選び方の形にまとめます。

見るのは、相手が誰かと、どれくらい続けるかの2つです。

家族でずっと共有するなら共有ライブラリ

iCloud共有写真ライブラリは、自分以外に最大5人と1つのライブラリを持つ機能です。

保管に使われるのは作成した人のiCloud容量だけで、ほかのメンバーの容量は消費されません。

ただし参加できるのは1人につき1つのライブラリまでで、全員が追加も削除もできます。

家族での使い分けは家族の写真共有方法を比較した記事で整理しています。

行事で集めるなら相手の機器を確かめてから

iOS 27以降の共有アルバムなら、Apple以外の相手も写真を追加できます。

ただし、これが使えるのは自分と参加者の機器が新しい場合に限られます。

参加者に古い機器の人が混ざる行事では、集まらない人が出ます。

URLを配って集める方法そのものは、写真共有をURLで行う方法をまとめた記事で扱っています。

OmoiBoxでは、受け取り用のページを作ってURLを配れば、相手の機種を問わず写真が届きます。

送る側はアプリもアカウントも用意しなくて済みます。

OmoiBoxに写真を送ってもらう

※相手はアプリを入れずに送れます

iCloudの写真共有についてよくある質問

共有アルバムを削除すると相手の写真も消えますか?

アルバムの中の写真はすべて消えます。

作成者の機器からも参加者の機器からも自動で削除されます。

ただし、参加者が自分のライブラリへ保存していた写真はその人の手元に残ります。

ファミリー共有にすると家族に写真を見られますか?

見られません。

ファミリー共有で分け合うのはiCloudの容量であって、保存されている中身ではありません。

写真を見せたい場合は、共有アルバムか共有ライブラリを別に設定します。

参加依頼が相手に届きません。

相手のApple Accountに登録されていない電話番号へ送っている場合があります。

電話番号ではなく、相手がApple Accountに使っているメールアドレスを指定してください。

新しい共有アルバムなら、リンクをコピーして別の方法で送るほうが早く済みます。

共有ライブラリに入れた写真は自分の手元から消えますか?

個人用のライブラリから共有ライブラリへ移動します。

見えなくなるわけではなく、表示を切り替えれば両方まとめて見られます。

参加をやめるときは、中身をすべて持ち出すか自分の分だけにするかを選べます。

位置情報を外して共有できますか?

できます。

共有するときの画面でオプションを開き、位置情報をオフにしてから送ります。

写真そのものから消したい場合は、写真の情報画面で位置情報なしに変更します。

iCloudの写真共有の選び方のまとめ

iCloud写真は自分の端末をそろえる仕組みで、人に見せる機能ではありません。

相手とやり取りを続けるなら共有アルバム、一度渡すだけならiCloudリンクを使います。

iOS 27から共有アルバムはフル解像度で共有できるようになり、画質の弱点はなくなりました。

Apple製の機器やアカウントがない相手も、Webから参加して写真を追加できます。

一方で、新しく追加した分はアルバムを作った人のiCloud容量から引かれるようになりました。

容量を使いたくない場合は、30日で消える有効期限付きのアルバムを選びます。

参加者に古い機器の人が混ざる行事では、機種を問わず受け取れる方法にしたほうが集まります。

機能や条件は変わることがあるため、設定の前に公式ページで最新の内容を確認してください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
オーダーメイド動画制作のサイトアイコン

オーダーメイド

ORDERMADE(オーダーメイド)は、プロポーズ・記念日・誕生日・還暦・長寿祝い・結婚式・終活・お葬式・法要など、大切な節目に寄り添うオーダーメイドムービーを制作しています。 写真や動画を使った思い出の残し方、サプライズやプレゼントのアイデア、ムービー制作に役立つ情報を中心に発信しています。また、写真・動画・ファイル共有サービス「OmoiBox」に関する情報も紹介しています。

-OmoiBox