子どもの写真は、年月と行事で分けるルールを先に決め、決まった周期でバックアップするようにすれば、大量でも整理を続けられます。
運動会や誕生日のように親族も写真を撮る行事は、共通の提出先に集めると、誰が撮った写真かを探す手間が減ります。
保存先は端末、手元の機器、クラウドの3か所に分け、失敗した写真は週に1回など周期を決めて消します。
記事のポイント
- 写真は年月と行事の2段で分けるルールを先に決める
- 週に1回など周期を決めて、失敗した写真をこまめに消す
- 保存先は端末、手元の機器、クラウドの3か所に分ける
- 親族が撮った行事の写真は、共通の提出先に集める
子どもの写真が整理しきれなくなる理由
子どもの写真は、ほかの写真と比べて増え方に特徴があります。
整理が止まりやすいのは、次のような理由が重なるからです。
- 動き回る子どもに合わせて連写するため、似た写真が大量にできる
- 成長の記録として、何気ない日常も残したくなる
- 入園式や運動会など、写真を撮る行事が毎年いくつもある
- 夫婦や祖父母がそれぞれ撮り、写真が何台もの端末に散らばる
- 子どもの絵や手紙など、写真に撮って残したい作品も増えていく
写真は撮った枚数に比例して増えるため、まとめて整理しようとすると、1回の作業が重くなって手が止まります。
子どもの写真は、一度にまとめて片付けるより、ルールを決めて少しずつ進める形のほうが続きます。
写真整理の全体の手順は、写真整理のやり方で順を追って説明しています。
年月と行事の2段で分けるルールを決める
子どもの写真を分けるときは、まず年月で分け、その中を行事で分ける2段のルールにすると迷いません。
フォルダは、たとえば次のように作ります。
- 2026年のフォルダの中に、月ごとのフォルダを作る
- 行事のある月は「2026-10_運動会」のように、年月と行事名を付ける
- 行事のない日常の写真は、その月のフォルダにまとめる
- 子どもが2人以上なら、行事名のあとに名前を付ける
フォルダ名の先頭に年月を付けておくと、名前順に並べるだけで時間の順にそろいます。
子どもが何歳のときの写真かを知りたいときも、年月から逆算して探せます。

スマートフォンの写真アプリを使う場合は、行事ごとにアルバムを作っておくと、同じ考え方で分けられます。
子どもの作品は撮ってから実物を減らす
保育園や学校から持ち帰る絵や工作は、全部を実物で取っておくと、収納がすぐにいっぱいになります。
作品は持ち帰った日に写真に撮り、作品用のフォルダに年月を付けて保存しておくと、実物を手放すときの迷いが減ります。
特に思い入れのある作品だけ実物を残し、ほかは写真で残すと決めておくと、子どもと一緒に選ぶきっかけにもなります。
実物で残す作品は、四つ切の画用紙まで折らずに入る作品ファイルにまとめると、しまう場所を決めやすいです。
\ 残す作品は1冊にまとめる /
エコー写真は早めにデータにする
妊娠中にもらうエコー写真は感熱紙に印刷されていることが多く、時間がたつと薄くなっていきます。
感熱紙のメーカーは、印刷した用紙に市販のラミネート加工をしないよう案内しています(出典:ソニー サポート)。
実物は暗く涼しい場所に保管し、内容はスキャンやスマートフォンの撮影で早めにデータにしておきます。
光の反射を抑えて撮れるスキャン用のアプリを使うと、つやのある紙でも読みやすく残せます。
週に1回など周期を決めて写真を減らす
大量の写真を整理しやすくするには、分ける前に、残さない写真を減らしておくことが近道です。
消す写真は、次のようなものから選ぶと迷いません。
- ブレた写真やピントの合っていない写真
- 目を閉じた写真や、顔が隠れた写真
- 連写した中で、ほとんど同じ構図の写真
- メモ代わりに撮った写真や画面のスクリーンショット
週末に30分など、時間と周期を決めておくと、1回の作業が軽く済み、写真がたまりすぎる前に片付けられます。
消すか迷った写真は、保留用のアルバムに入れておき、次の回に見直すと手が止まりません。
同じ写真が何枚も保存されている場合の見つけ方は、写真の重複を減らす方法で端末ごとに説明しています。
保存先は3か所に分けてバックアップする
子どもの写真は撮り直しができないため、スマートフォンの中だけに置いておくと、故障や紛失でまとめて失うおそれがあります。
データのコピーを3つ持ち、2種類の媒体に保存し、1つは別の場所に置く「3-2-1」という考え方が、バックアップの基本として紹介されています(出典:IPA 情報セキュリティ10大脅威 2024)。
子どもの写真に当てはめると、たとえば次の3か所です。
- スマートフォン本体
- 家にある外付けの保存機器
- クラウドのストレージ
月に1回など、手元の保存機器へ写す日を決めておくと、バックアップが抜けにくくなります。

テレビにつないで家族で写真を見返せる保存機器を使うと、整理した写真を見る機会も増えます。
バッファローのおもいでばこは、スマートフォンやSDカードから取り込んだ写真を撮影日ごとに自動で整理し、外付けのハードディスクへのバックアップにも対応しています。
\ テレビで家族と見返せる /
家族で見る写真と保存する写真を分ける
子どもの写真を祖父母と見せ合うなら、保存しているすべての写真ではなく、選んだ写真だけを共有するほうが見る側も楽です。
家族アルバムのアプリには、写真を無料で無制限に保存できるものもあり、月ごとに自動で並べてくれるため、祖父母も見返しやすくなります。
たとえば家族アルバム みてねは、無料でも写真と動画を無制限に保存できますが、無料版で上げられる動画は1本2分までです。
共有するアプリは見るための場所、元の写真はバックアップした保存先と、役割を分けておくと整理が崩れません。
家族で写真を見せ合う方法の違いは、家族の写真共有方法の比較で詳しく比べています。
SNSに載せる写真は場所が分かる情報を外す
子どもの写真を家族以外も見られる場所に載せると、背景や制服から住んでいる地域や学校が分かってしまうことがあります。
写真のデータには撮影した場所の情報が残っている場合があるため、共有する前に位置情報を外せるかを確かめます。
一度インターネットに出た写真は、あとから消しても他人に保存されている可能性があるため、公開する範囲は家族の中に絞っておくと安心です。
選んだ写真は形にして残す
データのままだと見返す機会が少なくなるため、1年に1冊などと決めて、選んだ写真をフォトブックやプリントにすると、子どもと一緒に見返せます。
毎月決まった枚数のプリントが届くアプリや、安く作れる小さなフォトブックを使うと、手間をかけずに続けられます。
行事のあとすぐに家で印刷したいなら、スマートフォンから直接プリントできるフォトプリンターも手軽です。
\ 行事の写真をすぐ印刷 /
祖父母には、スマートフォンを操作しなくても見られる小さなフォトブックを贈ると喜ばれることが多いです。
親族が撮った行事の写真は1か所に集める
運動会や発表会、七五三や誕生日会では、両親だけでなく祖父母やおじ、おばも子どもの写真を撮っています。
LINEで1人ずつ送ってもらうと、トークの中に写真が散らばり、画質が落ちたまま届くこともあります。
行事のあとに提出先のURLを1つだけ伝え、そこに入れてもらうようにすると、誰の写真が届いたかを1か所で確かめられます。
集めた写真は、年月と行事名を付けたフォルダにそのまま移せば、整理のルールにも乗せられます。
OmoiBoxでは、URLとパスコードを伝えるだけで、祖父母も会員登録なしにスマートフォンのブラウザから写真を提出できます。
集まった写真はまとめてダウンロードできるため、行事ごとのフォルダへすぐに移せます。
\ 祖父母の写真も1か所へ /
※無料プランから試せます
子どもの写真整理についてよくある質問
何年分もたまった写真はどこから手をつければいいですか?
まずはこれから撮る写真からルールに沿って整理し、過去の分は1年ずつ進めます。
新しい写真が増え続けるのを止めてから、古い写真に取りかかると、終わりが見えやすくなります。
兄弟の写真は分けて整理したほうがいいですか?
日常の写真は年月でまとめ、行事の写真だけ名前を付けて分けると手間がかかりません。
一緒に写った写真が多いため、最初から人ごとに分けると、どちらに入れるか迷う写真が増えます。
動画も写真と同じように整理できますか?
同じ年月と行事のフォルダに入れて整理できます。
動画は容量が大きいため、クラウドの容量や、共有アプリの動画の長さの上限を先に確かめておきます。
整理した写真はどのくらいの頻度でバックアップすればいいですか?
クラウドへの自動のバックアップに加えて、手元の機器へは月に1回を目安に写します。
行事のあとは、その日のうちに写しておくとさらに安心です。
子どもの写真整理の方法のまとめ
子どもの写真は、年月で分け、その中を行事で分ける2段のルールを先に決めて整理します。
週に1回など周期を決めて失敗した写真を消すと、大量の写真でも作業が重くなりません。
保存先はスマートフォン、手元の機器、クラウドの3か所に分けて、撮り直せない写真を守ります。
家族と見せ合う写真は選んだものだけを共有し、元の写真は保存先で管理します。
親族が撮った行事の写真は、共通の提出先に集めてから、行事ごとのフォルダに移します。
各サービスの機能や料金は変わることがあるため、使う前に公式ページで確認してください。


