2024年4月から2025年3月に結婚した人への調査では、婚約記念品があった人のうち、中身が指輪だった人は67.9%でした。
指輪以外のプレゼントは、値段や目新しさで選ぶより、ふたりの思い出や伝えたい感謝が残るものを選び、「指輪は一緒に選ぼう」と理由を言葉で添えると気持ちが伝わります。
候補は身に着ける物、形に残る物、体験の3つに分かれ、ふたりの物語を描いた絵本や新しい名字の印鑑のような変わり種もあります。
記事のポイント
- 指輪を後日ふたりで選ぶのは、相手の好みを大切にする選び方
- 候補は身に着ける物、形に残る物、体験の3つから考える
- 物を用意しないときも、場所と言葉の準備で真剣さを伝える
- 当日は「指輪は一緒に選びたい」と理由を言葉にする
プロポーズで指輪以外を選ぶ理由
婚約指輪は長く身に着けるものなので、デザインやサイズを相手と一緒に選びたいと考える人は少なくありません。
2024年4月から2025年3月に結婚した人への調査では、婚約記念品があった人は67.1%で、その中身が指輪だった人は67.9%でした(出典:リクルートブライダル総研「結婚マーケット調査2025」)。
指輪以外を選ぶ理由には、次のようなものがあります。
- 相手の好きなデザインや指のサイズがわからない
- 身に着けるものは自分で選びたいと相手が考えている
- 指輪の予算を、新婚旅行や新しい暮らしに回したい
- 仕事で指輪を着けられない、金属にかぶれやすい
指輪を用意しないことは手を抜くことではなく、相手の好みや暮らしを考えたうえでの選び方の一つです。
指輪以外のプレゼント候補を比べる
指輪以外の候補は、身に着ける物、形に残る物、体験の3つに分けると、相手に合うものを選びやすくなります。
| 候補 | 向いている相手 | 伝わりやすい気持ち |
|---|---|---|
| ネックレス・ピアス | ふだんからアクセサリーを着ける人 | いつもそばにいたいという思い |
| 腕時計 | 毎日時計を使う人 | これから同じ時間を重ねていく約束 |
| 花束 | 華やかな演出が好きな人 | その日の特別な気持ち |
| 手紙 | 言葉を大切にする人 | 結婚したい理由と感謝 |
| 写真のアルバムやムービー | 思い出を見返すのが好きな人 | ふたりで過ごした時間そのもの |
| 旅行や特別な体験 | 物より思い出を好む人 | これからも一緒に出かけたい思い |
ネックレスやピアスは指のサイズを気にせず選べるので、サプライズで贈りやすい候補です。
腕時計は好みが分かれやすいので、相手がふだん着けている時計の大きさや色を見ておくと選びやすくなります。
夜景を見下ろす遊覧飛行や貸し切りのクルーズ、思い出の場所への旅行のような体験を贈るなら、雨や風で中止になったときの代わりの日も決めておきます。
体験は形に残らないので、当日の写真を撮っておき、あとでアルバムやムービーにすると思い出として長く残せます。
体験の写真をその日のうちに形にするなら、自宅で印刷できるフォトプリンターがあると手軽です。
\ 体験の写真をその場で形に /
迷ったときは、相手がふだん何を大切にしているかを思い出すと、選ぶ方向が見えてきます。

ふたりらしさが出る変わり種の贈り物
定番とは違う贈り物は、ふたりの物語に結びついていると、ほかの人にはない一品になります。
ふたりの物語を描いた絵本
出会いからプロポーズまでを物語にした手作りの絵本なら、ページをめくるたびに思い出をたどってもらえます。
最後のページにプロポーズの言葉を入れておくと、読み終えた瞬間に気持ちを伝えられます。
白いページに絵を描いたり写真を貼ったりできる手作りの絵本キットなら、ふたりの物語を一冊に仕上げられます。
\ ふたりの物語を一冊の絵本に /
出会った年のワイン
出会った年や相手の生まれ年に作られたワインは、ふたりの時間の積み重ねを形にした贈り物になります。
結婚式や結婚記念日に一緒に開けようと約束すると、これから先の楽しみも贈れます。
新しい名字の印鑑
結婚後の名字で作った印鑑は、家族になる気持ちをまっすぐ伝えられる贈り物です。
ただし、どちらの名字にするかはふたりで決めることなので、話し合いが済んでいる場合に向いています。
星に名前を付ける記念のギフト
夜空の星にふたりの名前を付けて登録できる記念のサービスもあり、ロマンチックな演出が好きな相手に向いています。
正式な天体の名前になるわけではないので、記念として楽しむものと考えて選びます。
指輪がなくても箱を開ける演出はできる
「ひざまずいて箱を開ける場面に憧れている」という相手には、指輪以外の方法で同じ演出ができます。
演出用の指輪は、その場でサイズを合わせられるものが多く、後日ふたりで本物の婚約指輪を選びに行けます。
ダイヤモンドの石だけをケースに入れて贈れば、石は自分で選び、指輪の形は後日一緒に決められます。
演出用の指輪を入れるなら、ふたを開けると中が照らされるリングケースを使うと、箱を開ける場面が引き立ちます。
\ ふたを開ける瞬間を演出 /
婚約指輪や花束を含めたプレゼントの選び方は、プロポーズのプレゼントおすすめで紹介しています。
物を用意しないプロポーズで気をつけること
プレゼントを用意しないプロポーズも、ふたりが納得していれば問題ありません。
ただ、準備のあとが何も見えないと、相手に「大切にされていないのでは」と感じさせてしまうことがあります。
- 相手が「指輪はいらない」と言っていても、遠慮しているだけではないかを日ごろの会話から確かめる
- 場所を予約する、手紙を書くなど、この日のために準備したことが伝わる形にする
- 「結婚してください」とはっきり言葉にする
当日は「指輪は一生着けるものだから、好きなデザインを一緒に選びたい」と理由を伝えると、物がないことが相手への気づかいとして伝わります。
伝える言葉に迷ったら、プロポーズのメッセージ例文も参考にしてください。
思い出を形にした贈り物
指輪の代わりに、ふたりの思い出そのものを贈る方法もあります。
出会ってからの写真をまとめたアルバムや、結婚したい理由をつづった手紙は、何年たっても読み返せる贈り物になります。
台紙に写真を貼って言葉を書き込めるアルバムなら、ふたりの思い出を手作りの一冊にまとめられます。
\ 出会いからの写真を一冊に /
写真に言葉を添えて順番に流すムービーなら、思い出をたどった最後に「結婚してください」と伝えられます。
写真とメッセージで作るプロポーズのムービーは、オーダーメイドのプロポーズムービーで内容を紹介しています。
女性からプロポーズするときの贈り物
女性からプロポーズする場合は、婚約指輪の代わりに、相手がふだん使える物を贈る人が多くいます。
仕事で使ってもらう万年筆なら、国内メーカーの定番の一本から選ぶと贈りやすいです。
\ 毎日の仕事で使える一本 /
- 腕時計:仕事でも休日でも身に着けられる
- キーケースや財布:長く使え、一緒に暮らす家の鍵を入れる場面も思い浮かぶ
- 万年筆やネクタイ:大げさになりすぎず、仕事で使える
- 趣味の道具:自分のことをよくわかってくれていると感じてもらえる
花束を贈るなら、持ち歩きやすい小さめのブーケにし、自宅や個室など人目の少ない場所で渡すと受け取りやすくなります。
思い出の写真を一本のムービーにするなら
写真を選んで並べ、言葉を添えて映像にするには、思った以上に時間がかかります。
オーダーメイドでは、出会った頃から今までの写真に相手へのメッセージを添えて、プロポーズの前に見てもらうムービーを制作しています。
写真50枚までのスライドショーで15,000円(税込・2026年10月時点)、完成前に内容を確かめられ、メッセージの修正や写真の並び替えは回数の制限なく頼めます。
最新の料金や内容は、公式ページで確かめてください。
相談のときに、上映したい日や用途を伝えると、制作のスケジュールや対応できるかを案内してもらえます。
\ 思い出そのものを贈る /
※相談だけなら申し込みにはなりません
指輪以外のプレゼントについてよくある質問
指輪がないとがっかりされませんか?
理由を伝えずに手ぶらで終わると、がっかりされることがあります。
「好きなデザインを一緒に選びたい」と伝え、選びに行く日を決めておくと安心してもらえます。
指輪以外のプレゼントの予算はどのくらいですか?
手紙や写真のように費用をかけずに用意できるものから、腕時計のように高価なものまで幅があります。
金額より、相手が喜ぶ理由を説明できるかを基準に選びます。
指輪なしで親に挨拶しても大丈夫ですか?
大丈夫ですが、親によっては指輪を気にすることがあります。
「指輪は後日ふたりで選ぶ予定です」と、ふたりで話し合って決めたことを伝えると安心してもらえます。
指輪以外のプレゼントと手紙は一緒に渡したほうがいいですか?
一緒に渡すと、その贈り物を選んだ理由まで伝えられます。
短いカードでもよいので、なぜそれを選んだのかを一言書き添えます。
プレゼントはプロポーズの言葉の前と後のどちらで渡しますか?
「結婚してください」と伝えた直後に差し出すと、言葉と贈り物がひと続きの思い出になります。
手紙やムービーのように先に見てもらうものは、言葉の前に渡します。
プロポーズで指輪以外のプレゼントを選ぶときのまとめ
プロポーズで指輪以外を選ぶのは、相手の好みや暮らしを考えたうえでの選び方の一つです。
候補は、身に着ける物、形に残る物、体験の3つに分け、相手がふだん大切にしているものから選びます。
箱を開ける演出に憧れている相手には、演出用の指輪やダイヤモンドだけを贈る方法もあります。
物を用意しないときは、場所や手紙の準備と、はっきりした言葉で真剣さを伝えます。
当日は、指輪を一緒に選びたい理由を自分の言葉で添えることを大切にしてください。


