感動するプロポーズムービーは、特別な編集の技より、写真の順番と具体的なメッセージでひと続きの物語を作ることで生まれます。
ふたりきりで見るなら長さは3分ほど、写真は20〜25枚が目安で、メッセージは1枚20字ほどにして写真とは分けて見せます。
記事のポイント
- ふたりきりで見るなら3分ほど、写真は20〜25枚が目安
- 出会いから今日までを時系列に並べ、最後に結婚の言葉を置く
- メッセージは1枚20字ほどにして、写真とは分けて見せる
- 流す機器と音楽の扱いは、本番の前に確かめておく
プロポーズムービーの長さと写真の枚数
ふたりきりで見るプロポーズムービーは、3分ほどにまとめると、最後まで集中して見てもらえます。
写真1枚を7〜8秒ほど映すと、写真をゆっくり見ながら添えた言葉も読めます。
| 長さ | 写真の枚数の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 約3分 | 20〜25枚 | ふたりきりの部屋やレストランの個室 |
| 約4〜5分 | 30〜40枚 | 付き合いが長く、思い出が多いふたり |
それより長くなると、見る側が疲れてしまい、最後のプロポーズの場面の印象が薄れます。
入れたい写真が多いときは、似た写真を一枚にしぼり、ふたりにとって意味のある場面を残します。
ムービーの構成は4つの場面で作る
ムービーは、写真を並べるだけでなく、始まりから結末までの流れを決めておくと、見る人の気持ちが自然に高まっていきます。
- 始まり:「いつもありがとう」のような短い言葉で、やわらかく始める
- 出会い:初めて会った日や、付き合い始めたころの写真を見せる
- ふたりの時間:旅行や記念日、何気ない日の写真で思い出をたどる
- これから:これからも一緒にいたい気持ちを伝え、最後に「結婚してください」と映す
始まりで「プロポーズ」と書いてしまうと結末がわかってしまうので、最初は感謝を伝える映像のように見せます。
最後の言葉が映ったところで映像を止め、隣で指輪を差し出せば、映像の中の言葉がそのまま目の前のプロポーズにつながります。

思い出が伝わる写真の選び方
ムービーの印象は、どの写真を選ぶかで大きく変わります。
時系列に並べて季節や場所をばらけさせる
写真は撮った日の古い順に並べると、見る人が迷わずにふたりの歩みをたどれます。
同じ季節や同じ場所の写真ばかりにならないよう、春夏秋冬や、旅行と日常の写真を混ぜて選びます。
ふたりで写った写真だけでなく、相手が写っていない景色や食事の写真も、その日を思い出すきっかけになります。
表情と写りを見て選ぶ
笑顔がはっきり写っている写真を中心に選ぶと、ムービー全体が明るい雰囲気になります。
ぶれている写真や暗い写真、相手が気にしていそうな写りの写真は外しておきます。
スマホの写真は、テレビの大きな画面で映すと荒く見えることがあるので、なるべく元の大きさのデータを使います。
プロポーズ当日の写真の撮り方は、プロポーズの写真の撮り方で紹介しています。
メッセージの書き方
写真に添える言葉は、短く、具体的に書くほど気持ちが伝わります。
- 1枚の言葉は20字前後、多くても2行までにする
- 写真の上に言葉を重ねず、黒い画面に言葉だけを映す場面を作る
- 文字は白で縁取りを付け、画面の端に寄せすぎない
- 「楽しかったね」ではなく「〇〇で道に迷って笑ったね」のように場面を書く
写真と言葉を同時に出すと、見る人はどちらを見ればいいか迷うので、写真で思い出を見せたあとに言葉を映す順番にすると、言葉が心に残ります。
言葉は読み上げる時間を考えて、1枚あたり5秒ほどで読み切れる長さにします。
「別れる」「終わる」のような言葉や、「たびたび」のような繰り返しの言葉は、お祝いの場では避ける習わしがあるので、書き終えたら読み返します。
ムービーの最後に入れる言葉の例は、プロポーズのメッセージ例文で紹介しています。
BGMと音楽の著作権
BGMは、3分ほどのムービーなら1曲、長くても2曲ほどにすると、場面の切り替わりが落ち着きます。
歌詞のある曲を使う場合は、画面の言葉と歌詞が重ならないよう、メッセージを映す場面では音量を少し下げます。
市販の曲を映像に入れることは、曲の複製にあたるため、著作権との関係を知っておく必要があります。
著作権法では、個人や家庭内など限られた範囲で使うための複製は認められていますが、ほかのお客さんがいる場所で流したり、SNSに載せたりすると扱いが変わることがあります。
結婚式のように招待客の前で流す場合は私的な使用の範囲を超えるとされ、個人からの手続きは受け付けず、式場やホテルを通して申請する仕組みになっています(出典:ISUM「よくあるご質問」)。
迷う場合は、使い方の条件を確かめたうえで、映像への利用が許されているフリー音源を使うと安心です。
上映する場所と機器を確かめる
ムービーができても、当日に映らなければ、せっかくの準備が生かせません。
自宅で流すなら、テレビかタブレットで、音量と明るさを本番と同じ状態で試しておきます。
レストランや貸し切りの会場で流すなら、映せる機器があるか、どの形式のファイルで持ち込めばいいかを予約のときに聞いておきます。
ホテルの部屋のテレビにつなぐ場合は、HDMIでつなげるか、手持ちのスマホが映像の出力に対応しているかを確かめます。
USB-Cのスマホやタブレットなら、HDMIの変換アダプターを1つ持っておくとテレビへつなぐときに手軽です。
\ スマホの映像をテレビへ /
ファイルは、多くの機器で再生できるMP4の形式にしておくと安心です。
本番の1〜2週間前に一度通して流し、写真の順番や言葉の誤字、音の大きさを確かめます。
ムービーを流すサプライズの流れは、プロポーズのサプライズ演出アイデアでも紹介しています。
自分で作るかプロに頼むか
スマホやパソコンの編集アプリを使えば、プロポーズムービーは自分でも作れます。
ただ、写真集めから並べ替え、言葉づくり、編集、見直しまでを進めると、まとまった時間がかかります。
自分で作るなら、本番の2か月ほど前から写真を集め始めると、慌てずに仕上げられます。
指輪や予約の準備と重なって時間が取れないときは、写真と言葉を用意して、編集をプロに任せる方法もあります。
写真とメッセージで作るプロポーズのムービーの内容は、オーダーメイドのプロポーズムービーで紹介しています。
写真と言葉を預けて仕上げてもらうなら
オーダーメイドでは、出会った頃から今までの写真に相手へのメッセージを添えて、プロポーズの前に見てもらうムービーを制作しています。
写真50枚までのスライドショーで15,000円(税込・2026年10月時点)、写真は専用の提出リンクから送れます。
完成前に内容を確かめられ、メッセージの修正や写真の並び替えは回数の制限なく頼めます。
仕上がりの日は、希望の日と素材がそろう時期を聞いて案内してもらえ、最新の料金や内容は公式ページで確かめてください。
相談のときに、上映したい日や用途を伝えると、制作のスケジュールや対応できるかを案内してもらえます。
\ 写真と言葉を一本の映像に /
※問い合わせの段階では申し込みになりません
プロポーズムービーについてよくある質問
写真が少なくてもムービーは作れますか?
作れます。
1枚の写真を映す時間を少し長くしたり、言葉だけの場面を増やしたりすると、短い期間の思い出でも流れのあるムービーになります。
ムービーはいつ流せばいいですか?
食事を終えて、ふたりが落ち着いたタイミングが向いています。
ムービーが終わったらすぐにプロポーズの言葉を伝えられるよう、指輪は手の届く所に用意しておきます。
動画も入れられますか?
入れられますが、長い動画は全体のテンポが落ちるので、数秒ずつに短く切って使います。
声が入った動画を使うときは、BGMの音量を下げて声が聞こえるようにします。
プロポーズのあとにムービーは使えますか?
結婚記念日にふたりで見返したり、両家の顔合わせでふたりの紹介として流したりできます。
結婚式で使うときは、式場の決まりや音楽の手続きを確かめます。
スマホだけでもプロポーズムービーは作れますか?
写真を並べて文字と音楽を入れるだけなら、スマホの編集アプリでも作れます。
小さな画面では文字の大きさや誤字を見落としやすいので、仕上げる前にテレビやパソコンの大きな画面で確かめます。
プロポーズムービーの作り方のまとめ
プロポーズムービーは、ふたりきりで見るなら3分ほど、写真は20〜25枚を目安にまとめます。
始まり、出会い、ふたりの時間、これからの4つの場面で組み立て、最後に「結婚してください」を映します。
写真は時系列に並べ、言葉は1枚20字ほどにして写真とは分けて見せます。
音楽の扱いと上映する機器は、本番の前に確かめて一度通して流しておきます。
映像の出来ばえより、ふたりの思い出を自分の言葉で伝えることを大切にしてください。


