プロポーズで特に選ばれやすいのは、12本のダズンローズと、「結婚してください」の意味があるとされる108本のバラです。
プロポーズの花束は、本数や色の意味を添えて贈り、運び方や渡したあとの手入れまで考えておくと、受け取る人の負担にならずに思い出に残ります。
108本のバラは大人が両腕で抱えるほどの大きさになるため、車で運ぶか、ホテルの部屋や自宅に前もって届けてもらう段取りにします。
記事のポイント
- プロポーズでは12本と108本のバラが選ばれやすい
- 出会った季節の花など、バラ以外にも意味を込められる
- 大きな花束は持ち帰り方まで決めてから選ぶ
- 保存加工をするなら、渡す前にお店を探しておく
プロポーズの花束はバラの本数で意味を込める
バラは贈る本数によって意味が変わるとされ、プロポーズでは本数に気持ちを込めて選ぶ人が多くいます。
| 本数 | 込められているとされる意味 |
|---|---|
| 1本 | 一目惚れ、あなたしかいない |
| 3本 | 愛しています |
| 12本 | ダズンローズ(12の誓い) |
| 24本 | 一日中あなたを想っています |
| 99本 | 永遠の愛 |
| 108本 | 結婚してください |
108本のバラには「結婚してください」という意味があると、大手の花屋も案内しています(出典:日比谷花壇「バラの花言葉とは?」)。
本数の意味はお店によって説明が少しずつ違い、13本や15〜17本のように、よくない意味を持つとされる本数もあるので、注文するときに花屋に確かめます。
ダズンローズと108本のバラの違い
プロポーズで特に選ばれやすい12本と108本のバラは、意味だけでなく大きさや運びやすさが大きく違います。
ダズンローズ(12本)は持ち運びやすい
12本のバラは「ダズンローズ」と呼ばれ、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠の12の誓いが込められているとされます。
ヨーロッパでは、男性が12本の花を束ねて贈り、女性が承諾の印に1輪を男性の胸に挿したという言い伝えがあります。
両手で持てるほどの大きさなので、レストランやホテルにも持ち込みやすく、初めて花束を贈る人にも選びやすい本数です。
大きな108本は運び方まで決めて選ぶ
108本のバラは、大人が両腕で抱えるほどの大きさになり、水を含んだ状態では数kgの重さになります。
電車で持ち帰ったり、長い距離を歩いたりするのはむずかしいので、車で運ぶか、ホテルの部屋や自宅に前もって届けてもらう段取りにします。
相手に持たせたまま帰り道を歩かせないよう、渡したあとの運び方まで考えておくことが大切です。
バラの色に込める意味
本数と合わせて、バラの色にもそれぞれ意味があるとされています。
- 赤:愛情、情熱(プロポーズの定番)
- ピンク:感謝、上品
- 白:純潔、深い尊敬
- 青:夢かなう、奇跡
- オレンジ:絆、信頼
- 紫:気品、尊敬
黄色のバラは「嫉妬」、黒に近い色は「恨み」のような意味も持つとされるので、相手が特に好きな色でなければプロポーズでは避けます。
花束以外の贈り物も含めて選びたいときは、プロポーズのプレゼントおすすめも参考にしてください。
バラ以外のプロポーズの花
相手の好きな花や、ふたりが出会った季節の花を選ぶと、その季節が来るたびにプロポーズの日を思い出してもらえます。
| 花 | 花言葉とされるもの | 季節 |
|---|---|---|
| チューリップ(赤) | 愛の告白 | 春 |
| ひまわり | あなただけを見つめる | 夏 |
| トルコキキョウ | 永遠の愛、優美 | 夏 |
| ガーベラ | 希望、常に前進 | 通年 |
| かすみ草 | 清らかな心、感謝 | 通年 |
| ブルースター | 信じあう心、幸福な愛 | 通年 |
チューリップは黄色や白だと失恋を思わせる意味もあるとされるので、赤やピンクを選びます。
ユリのように香りや花粉が強い花は、衣服に花粉が付いたり、お店に持ち込めなかったりすることがあるので、つぼみの処理や持ち込みの可否を確かめます。

生花・プリザーブドフラワー・造花を比べる
花束は、花の素材によって持ちや準備のしやすさが変わります。
| 素材 | よいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 生花 | みずみずしさと香りがある | 当日か直前に受け取り、渡したあとに水替えが必要 |
| プリザーブドフラワー | 数日前から用意でき、長く飾れる | 水や直射日光に弱く、同じ大きさなら生花より高めになりやすい |
| 造花 | 軽くて丈夫で、花粉の心配がない | 香りがなく、生花のような自然さは出にくい |
その場の感動や香りを大切にしたいなら生花、旅行先でのプロポーズや前もって隠しておきたいときはプリザーブドフラワーが向いています。
予算と予約のタイミング
プロポーズの花束は、12本のバラに添え花とラッピングを合わせて、1万円前後で選ぶ人が多いとされています。
108本のように大きな花束は数万円になることもあるので、早めに花屋で見積もりをとります。
花屋は毎日すべての花を仕入れているわけではないので、受け取りの1週間前、遅くとも3日前までに予約すると、本数や品種の希望を通しやすくなります。
持ち運ぶときは、中身が見えない大きめの紙袋に入れてもらい、花が傷まないよう立てたまま運びます。
場所ごとの渡し方と隠し方
花束は目立つので、どこに隠し、いつ渡すかを場所に合わせて決めておきます。
レストランやホテルで渡す
予約のときにプロポーズに使うことと花束を持ち込みたいことを伝え、先にお店やフロントに預けておきます。
デザートのころにスタッフに運んでもらうか、ホテルの部屋に飾っておいてもらうと、自然な流れで渡せます。
持ち込み料がかかるお店や、大きな花束を保管できないお店もあるので、事前に確かめます。
車の中で渡す
ドライブの途中で渡すなら、トランクや後部座席の足元など、外から見えない場所に置いておきます。
夏の車内は短い時間でも高温になり、花がしおれてしまうので、車を離れる間は置いたままにしないようにします。
家で渡す
家なら、相手が開けない収納や、涼しい場所に花束を置いておき、食事のあとなど落ち着いたときに渡します。
部屋の飾り付けと組み合わせる方法は、プロポーズを家で演出するアイデアで紹介しています。
渡したあとのお手入れと保存
家に花瓶がない相手に大きな花束を渡すと、生けるのに困らせてしまうことがあります。
花瓶もあわせて用意するか、そのまま飾れるアレンジメントやボックスフラワーを選ぶと、受け取ったあとの負担が減ります。
生花は、ラッピングを外して水の中で茎を斜めに切り、水に浸かる葉を取ってから花瓶に生けると長持ちします。
切り花用の栄養剤を水に混ぜておくと、水が傷みにくくなり、花をきれいなまま長く楽しめます。
\ もらった花を長く楽しむ /
押し花やガラスの容器に入れる保存加工をするなら、花が新しいうちに工房へ届ける必要があるので、プロポーズの前にお店を探しておきます。
保存加工は職人の手作業のため、仕上がりまで数か月かかることもあります。
花束と一緒に思い出を残すなら
花束はその日の華やかさを届けられる一方、時間がたつと形が変わっていきます。
ふたりの写真とメッセージをまとめたムービーを花束と一緒に贈れば、その日の気持ちまで何度でも見返せます。
オーダーメイドでは、出会った頃から今までの写真に相手へのメッセージを添えて、プロポーズの前に見てもらうムービーを制作しています。
写真50枚までのスライドショーで15,000円(税込・2026年10月時点)、最新の料金や内容は公式ページで確かめてください。
相談のときに、上映したい日や用途を伝えると、制作のスケジュールや対応できるかを案内してもらえます。
\ 花束と一緒に映像も贈る /
※問い合わせの段階では申し込みになりません
プロポーズの花束についてよくある質問
花束と指輪はどちらを先に渡せばいいですか?
言葉を伝えながら花束を渡し、受け取ってもらったあとに指輪の箱を開ける流れが自然です。
両手がふさがらないよう、花束はいったんテーブルに置いてもらいます。
前日に花束を受け取っても大丈夫ですか?
ラッピングを外して水につけ、涼しく暗い場所に置いておけば、翌日まできれいに保てることが多いです。
保管の方法は、受け取るときに花屋に聞いておくと安心です。
花束にメッセージカードは付けたほうがいいですか?
本数や花に込めた意味を一言添えると、花束を選んだ理由まで伝わります。
カードは花束と一緒に保存加工してもらえるお店もあります。
花が好きかわからない相手にも花束を渡していいですか?
手入れの手間を気にする相手もいるので、小さめの花束や、そのまま飾れるボックスフラワーにすると受け取りやすくなります。
花より形に残る物を好む相手なら、手紙や写真を中心にする方法もあります。
プロポーズの花束の選び方のまとめ
プロポーズの花束は、12本のダズンローズや108本のバラのように、本数に意味を込めて選ばれることが多くあります。
相手の好きな花や出会った季節の花を選ぶなど、バラ以外でも気持ちは伝えられます。
大きな花束は運び方まで決め、1週間ほど前には花屋に予約します。
花瓶や栄養剤、保存加工のお店まで用意しておくと、受け取ったあとも喜んでもらえます。
相手が受け取りやすい大きさと渡し方を考えて、花束に気持ちを込めてください。


