自作は費用を抑えやすい一方、構成・編集・見直しに時間がかかるため、仕上げたい日までの時間と、求める仕上がりで判断するのがおすすめです。
手作りの温かさを伝えたいなら自作、仕事や準備で時間がとれないなら依頼が向き、依頼するときは修正の回数と仕上がりの日を最初に確かめます。
記事のポイント
- 自作か依頼かは、編集の経験・作業時間・予算の3つで決める
- 自作ならスマホのアプリでも作れるが、上映の形式は先に確かめる
- 市販の曲を人前で流すなら、音楽の扱いに注意する
- 依頼するなら、修正回数と仕上がりの日を最初に確かめる
自作とプロへの依頼の違い
自作と依頼には、それぞれ向き不向きがあります。
| 比べること | 自作 | プロに依頼 |
|---|---|---|
| 費用 | アプリの課金程度に抑えやすい | 制作費がかかる |
| かかる時間 | 写真集めから編集、見直しまで、まとまった時間が必要 | 写真と言葉を用意して渡すだけ |
| 仕上がり | 編集の経験やセンスに左右される | 文字の見やすさや写真の長さが整った仕上がり |
| 自由さ | 構成や言葉を思いどおりにできる | サービスによって写真の枚数や文字数に決まりがある |
| 直し | 自分で何度でも直せる | 修正の回数や範囲が決まっていることが多い |
手作りの温かさを伝えたいなら自作、仕事や準備で時間がとれないなら依頼、と考えると選びやすくなります。

自作とプロ、どちらが向いているか
迷ったときは、次の項目に多く当てはまるほうを選びます。
自作が向いている人
- 動画やスライドショーを作ったことがある
- 本番まで2か月ほどあり、少しずつ作業する時間をとれる
- ふたりにしかわからない言葉や写真を自由に入れたい
- 前日まで自分で手直ししたい
プロに頼むのが向いている人
- 編集をしたことがなく、仕上がりに不安がある
- 一緒に暮らしていて、隠れて作業する時間がとれない
- 指輪や予約の準備と重なって、時間に余裕がない
- お店や会場の機器で、確実に映る形で用意したい
自作に使えるアプリとソフト
最近はスマホのアプリだけでも、写真に文字と音楽を付けたムービーを作れます。
| アプリ・ソフト | 使える端末 | 特徴 |
|---|---|---|
| iMovie | iPhone、iPad、Mac | Appleの無料のアプリで、横長の画面で作りやすい |
| CapCut | スマホ、パソコン | 無料で使える機能が多く、文字の動きや切り替えが豊富 |
| Canva | ブラウザ、スマホ | デザインのひな形が多く、インストールせずに使える |
| PowerDirector | スマホ、パソコン | パソコン版は編集から書き出しまでひとつで進めやすい |
スマホで作ると、文字の位置や細かいタイミングの調整がしにくいことがあるので、仕上げはパソコンの大きな画面で確かめると安心です。
アプリの機能や料金は変わることがあるので、使う前に公式の案内を確かめてください。
自作で仕上がりをよくするコツ
自作のムービーでつまずきやすいのは、画面の形と文字の見え方です。
- テレビやスクリーンに合わせ、横長(16:9)で作る
- 写真はメッセージアプリで送られた小さなものではなく、元のデータを使う
- 文字は太めの書体にし、白い文字に縁取りを付けて読みやすくする
- 文字は画面の端に寄せず、内側の8割ほどに収める
- お祝いのムービーでは句読点を使わず、空白や改行で区切る
友人や家族からのメッセージ動画を入れるなら、スマホを三脚で固定して撮ってもらうと、手ぶれのない見やすい映像になります。
\ ぶれずに撮れるスマホ三脚 /
写真の選び方や構成の組み立て方は、プロポーズムービーの作り方で紹介しています。
市販の曲を使うときの注意
市販の曲を映像に入れることは曲の複製にあたるため、どこで流すかによって扱いが変わります。
著作権法では、個人や家庭内など限られた範囲で使うための複製は認められていますが、お店などほかの人がいる場所で流したり、SNSに載せたりすると扱いが変わることがあります。
結婚式のように招待客の前で流す場合は私的な使用の範囲を超えるとされ、個人からの手続きは受け付けず、式場やホテルを通して申請する仕組みになっています(出典:ISUM「よくあるご質問」)。
迷う場合は、映像への利用が許されているフリー音源を、使い方の条件を確かめたうえで使うと安心です。
上映の前に確かめること
どれだけよくできたムービーでも、当日に映らなければ準備が生かせません。
- お店や会場で流すなら、持ち込める形式(DVDかデータか)と画面の形を予約のときに聞く
- DVDで流すなら、アプリで書き出した動画をDVDプレーヤー用の形式に変換して焼く
- 映像の最初と最後に数秒の黒い画面を入れ、再生の操作で頭が切れないようにする
- 本番の1週間ほど前に、実際の機器で映像と音の大きさを試す
ディスクが読み込めないときに備えて、動画のデータをスマホに挿せるUSBメモリにも入れて持っていくと安心です。
\ 予備のデータを手元に /
本番まで時間がないときの選び方
本番まで2週間ほどしかないときは、自作で一から作るより、内容をしぼるか、プロに頼むほうが間に合わせやすくなります。
自作するなら、写真を20枚ほどにしぼり、文字は最後の数枚だけにするなど、作業を減らして確実に仕上げます。
プロに頼むなら、写真と言葉をそろえてから連絡すると、やり取りの回数が減り、仕上がりまでの日数を短くできます。
どちらの場合も、上映の機器で試す時間を本番の数日前に残しておくことが大切です。
プロに依頼するときに確かめること
依頼先を選ぶときは、料金だけでなく、次の点を先に確かめておきます。
- 料金に含まれる写真の枚数と、増やす場合の扱い
- 修正できる回数と、直せる範囲
- 写真を送ってから仕上がるまでの日数と、急ぎに対応できるか
- 受け取りの形式(データかDVDか)と、流す場所の機器に合うか
- 音楽の扱いと、必要な手続きを任せられるか
ムービーは本番の2か月ほど前から依頼先を探し始めると、写真集めや言葉の見直しに余裕が持てます。
急ぎに対応しているサービスもありますが、直せる回数が減ることもあるので、写真と言葉は渡す前によく見直しておきます。
依頼した場合の制作の流れや料金の例は、オーダーメイドの制作内容と料金で確かめられます。
写真と言葉を渡して仕上げてもらうなら
オーダーメイドでは、出会った頃から今までの写真に相手へのメッセージを添えて、プロポーズの前に見てもらうムービーを制作しています。
写真50枚までのスライドショーで15,000円(税込・2026年10月時点)、写真は専用の提出リンクから送れます。
完成前に内容を確かめられ、メッセージの修正や写真の並び替えは回数の制限なく頼めます。
仕上がりの日は希望の日と素材がそろう時期を聞いて案内してもらえ、急ぎの場合も相談できます。
相談のときに、上映したい日や用途を伝えると、制作のスケジュールや対応できるかを案内してもらえます。
\ 編集はまかせて準備に集中 /
※問い合わせの段階では申し込みになりません
プロポーズムービーの自作と依頼についてよくある質問
自作にはどのくらいの時間がかかりますか?
初めて作る場合は、アプリの使い方を調べながら進めるため、思った以上に時間がかかります。
本番の2か月ほど前から、写真集めを少しずつ始めると安心です。
自作の途中からプロに頼むこともできますか?
集めた写真と書いた言葉があれば、それを渡して編集だけ頼める場合があります。
間に合わないと感じたら、早めに相談します。
スマホで作った縦長の動画はそのまま流せますか?
テレビやスクリーンは横長なので、縦長の動画を流すと左右に大きな余白ができます。
作り始める前に、画面の形を横長に設定しておきます。
依頼するときに用意するものは何ですか?
使いたい写真と、写真に添えたい言葉、仕上げたい日を用意します。
写真の順番と伝えたい流れをメモしておくと、やり取りが早く進みます。
ムービーの長さはどのくらいがいいですか?
ふたりきりで見るなら3分ほど、長くても5分以内にまとめると、最後まで集中して見てもらえます。
写真の枚数は長さに合わせてしぼり、似た写真は一枚にします。
プロポーズムービーを自作するか依頼するかのまとめ
プロポーズムービーを自作するか依頼するかは、編集の経験、作業できる時間、予算の3つで決めます。
自作ならiMovieやCapCutなどのアプリで作れますが、横長の画面や文字の見やすさ、上映の形式を先に確かめます。
市販の曲を人前で流すなら音楽の扱いに注意し、迷ったらフリー音源を使います。
依頼するなら、修正の回数と仕上がりの日、受け取りの形式を最初に確かめます。
どちらを選んでも、ふたりの思い出を自分の言葉で伝えることを大切にしてください。


