還暦を迎える男性へのプレゼントは、お酒や酒器のように一緒に楽しめる物か、仕事や趣味で毎日使う上質な物を選ぶと喜ばれます。
夫には二人で過ごす時間を、職場の上司には部署や有志一同からの記念品を、友人には気軽な消えものを選ぶと、関係に合った贈り物になります。
お酒を飲まない人や、目上の人に避けたいとされる物があるので、相手と渡す場面を先に決めてから選びます。
記事のポイント
- お酒や酒器は男性への還暦祝いの定番、飲まない人には別の物を
- 夫には二人の時間、上司には連名の記念品、友人には消えもの
- 時計やかばん、筆記具は、上司など目上の人には避ける
- 定年と重なる上司には、還暦と退職を1つの会でまとめて祝う
男性への還暦プレゼントは相手で決める
男性への還暦プレゼントは、贈る相手によって予算と選ぶ物が大きく変わります。
| 贈る相手 | 予算の目安 | 向いている物 |
|---|---|---|
| 夫 | 10,000〜50,000円ほど | 二人の旅行、上質な革小物、生まれた年のワイン |
| 職場の上司・恩師 | 一人で5,000〜10,000円ほど、連名で10,000〜30,000円ほど | お酒と酒器、名入れの記念品、ゴルフの小物 |
| 友人・同僚 | 3,000〜10,000円ほど | お酒とおつまみ、趣味の消耗品 |
| 兄弟・親戚 | 10,000〜20,000円ほど | お酒、食べ物、体験のギフト |
上司に一人で高い物を贈ると、お返しを気にさせてしまうので、部署や有志でまとめて1つの物にするのが一般的です。
父へ贈る場合は、家族の思い出や兄弟姉妹との分担が入るので、子どもから父への贈り方として分けて考えます。
70歳を過ぎた父や祖父への贈り物は、長寿祝いの男性へのプレゼントで紹介しています。
一緒にお酒を飲む時間が喜ばれる
男性への還暦祝いでは、品物そのものより、一緒にお酒を飲む時間が喜ばれる傾向があります。
PGF生命が1966年生まれの男女2,000人に聞いた2026年の調査では、嬉しい還暦祝いとして一緒にお酒を飲むを選んだ人が男性で22.5%と、女性の14.5%を上回りました(出典:PGF生命「2026年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」)。
- 好きなお酒の、自分では買わない銘柄
- ボトルに名前や感謝の言葉を入れたお酒
- 生まれた年である1966年のワイン
- お酒の時間を格上げする酒器
1966年のワインは、60年の熟成に耐えやすい甘口のワインや赤ワインが中心で、澱が沈むまで数日立てておいてから開けるなど、扱い方を一言添えて渡します。
お酒を贈るなら、毎晩の一杯に使える錫のタンブラーを添えると、飲み終えた後も手元に残ります。
\ 毎晩の一杯に添える器 /
お酒を飲まない人や、健康のために控えている人には、上質なコーヒーやお米の食べ比べなど、好みが分かれにくい食べ物にします。
趣味や暮らしから選ぶ
男性への還暦プレゼントは、休日の過ごし方から選ぶと、使われずに残る心配が減ります。
| 趣味や暮らし | 喜ばれやすい物 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ゴルフ | 名入れのボール、マーカー、グローブの仕立て券 | クラブやウェアは本人のこだわりが強い |
| 釣りやキャンプ | 消耗品、保冷できるボトル | 道具そのものは避ける |
| 料理 | 上質な調味料、包丁以外の道具 | 刃物は縁を切ると嫌う人もいる |
| 旅行やドライブ | 旅行のギフト、車で使える小物 | 日程は本人に選んでもらう |
| 家でくつろぐ | パジャマ、ブランケット、お米の食べ比べ | 健康器具は運動を強いる印象になることも |
趣味の道具は本人のこだわりが強いので、メインの道具ではなく、周りで使う消耗品や小物にすると外しにくくなります。
夫に贈るなら
夫への還暦の贈り物は、これまでの感謝と、これから二人で過ごす時間を一緒に贈ると気持ちが伝わります。
- 二人で行く温泉やホテルの旅行
- 長く使える上質な財布やキーケース
- 趣味を広げる道具や、体験のギフト
- 着心地の良いパジャマやルームウェア
仕事を続ける夫には、職場で使う名刺入れやペンを贈ると、仕事を応援する気持ちが伝わります。
書き心地の良い万年筆は、使うほどにペン先が持ち主の癖になじむので、長く使ってもらえる贈り物です。
\ 手になじむ一本を贈る /
夫婦のペアの財布や腕時計は、外で使うのを照れくさく感じる人もいるので、家で使う器や箸にすると受け取ってもらいやすくなります。
職場の上司や恩師に贈るなら
職場の男性の上司や恩師には、礼儀を守った品を、部署や有志一同からの形で贈ります。
- お酒と酒器、名店のお菓子など好みが分かれにくい物を選ぶ
- 時計、かばん、筆記具は、もっと働けという意味にとられることがあるので避ける
- 靴や靴下など、踏みつける物は選ばない
- 4人以上で贈るときは、代表者の名前と外一同とし、全員の名前は別紙に書く
ゴルフが趣味の上司なら、名前を入れたボールやマーカーのように、使えばなくなる小物にすると、道具へのこだわりを邪魔しません。
贈り物には、一人ずつ一言を書いた寄せ書きを添えると、部署のみんなからのお祝いだと伝わります。
\ 部署みんなの一言を添える /
定年退職と重なるとき
60歳で定年退職を迎える上司には、還暦と退職を1つの会でまとめて祝うことが多くあります。
- のしの表書きは、家族からなら還暦御祝、職場からなら御退職御祝にする
- 贈る日は、最後の出勤日の前の送別会に合わせる
- これまでの仕事への感謝と、これからの時間への応援を言葉にする
職場での会では、年齢に触れるより、一緒に働いた中での具体的な思い出を伝えると、場が温かくなります。
送別会での渡し方
- 乾杯のあと、会の後半に代表者から渡す
- 花束は持ち帰りやすい大きさにする
- 記念品は、持ち帰りやすい小さめの物か、自宅へ送る形にする
大きな記念品を会の席で渡すと、持ち帰りの負担になるので、目録だけを渡して品物は後日届ける方法もあります。

友人や同僚に贈るなら
同年代の男性の友人や同僚には、お互いに還暦を迎える年になるので、お返しが重くならない物を選びます。
- 好きなお酒の小瓶と、珍しいおつまみ
- 趣味のゴルフや釣りで使う消耗品
- 一緒に行く食事や、同級生で集まる会
同級生どうしなら、みんなで還暦を祝う会を開き、お互いに祝い合う形にすると、誰かが気を遣うことがありません。
還暦の贈り物で避けたい物の一覧は、還暦プレゼントの選び方で紹介しています。
赤いちゃんちゃんこの代わりに
赤いちゃんちゃんこを嫌がる男性には、普段使える物に赤を少し入れると、還暦らしさを残せます。
- 深い赤のネクタイやポロシャツ
- ステッチや内側だけが赤い革の財布
- 赤ワインや、赤いラベルの日本酒
- 名前を入れた赤いゴルフボール
赤が好みでない人には、品物は好きな色にして、包装やリボンだけを赤にしても十分です。
写真と仲間の言葉を映像にして贈るなら
夫や長く一緒に働いた上司には、これまでの写真と、家族や仲間からのメッセージを映像にまとめて、会の席で流す贈り方もあります。
オーダーメイドでは、若い頃から今までの写真や動画に、家族からのコメントやメッセージを入れた還暦・長寿祝いのムービーを制作しています。
基本料金は15,000円(税込、2026年10月時点)で、写真50枚までの編集と完成前の確認が含まれ、コメントの修正や写真の並び替えは回数の制限なく頼めます。
相談のときに、上映したい日や用途を伝えると、制作のスケジュールや対応できるかを案内してもらえます。
\ 仲間の声を会の席で流す /
※相談だけなら申し込みにはなりません
還暦の男性へのプレゼントについてよくある質問
お酒を飲まない男性には何を贈ればいいですか?
上質なコーヒーやお茶以外の飲み物、お米の食べ比べ、名店のお菓子などが向いています。
着心地の良いパジャマのように、家で過ごす時間が心地よくなる物もあります。
上司に腕時計を贈ってはいけませんか?
もっと働けという意味にとられることがあるので、目上の人には避けるほうが無難です。
家族から夫に贈るなら、腕時計は定番の贈り物です。
部署で上司に贈るときの金額はどう決めますか?
1人あたり1,000〜3,000円ほどを集め、全体で10,000〜30,000円ほどの品にすることが多くあります。
幹事が先に1人あたりの金額を決めて伝えると、集めやすくなります。
夫婦のペアの物を贈るのはやめたほうがいいですか?
外で使うペアの財布や時計は、照れくさく感じる人もいます。
家で使う器や箸なら、二人の暮らしに自然になじみます。
還暦の男性へのプレゼント選びのまとめ
還暦の男性へのプレゼントは、お酒や酒器、仕事や趣味で毎日使う上質な物が喜ばれます。
夫には二人の時間を、上司には連名の記念品を、友人には気軽な消えものを選びます。
上司など目上の人には、時計やかばん、筆記具を避けます。
定年と重なるときは、還暦と退職を1つの会でまとめて祝ってください。


