長寿祝いのプレゼントで、もらった人がうれしかった物の上位は食事と旅行で、品物では長寿祝いの色にちなんだ物や花が続きます。
ただし、祝いの色の品物をうれしいと答えた人は約3割で、半数近くはどちらともいえないと答えているので、色は包装や小物で取り入れるほうが受け取りやすくなります。
年代が上がるほど、場所を取らない物や軽い物、食べきれる量の物を選び、家族の写真や手紙を添えると気持ちが伝わります。
記事のポイント
- もらってうれしかった物は、食事と旅行が上位
- 祝いの色の品物は好みが分かれるので、包装や小物で入れる
- 80代以降は、軽い物・場所を取らない物・食べきれる量の物
- 品物には家族の写真や手紙を添える
もらってうれしかった長寿祝いのランキング
リンベルが長寿祝いをもらったことがある400人に聞いた2026年の調査では、もらってうれしかった物の1位は食事で18.5%、2位は旅行で17.3%でした(出典:リンベル「もらってうれしい長寿祝いランキング2026」)。
| 順位 | もらってうれしかった物 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | 食事(食事券を含む外食) | 18.5% |
| 2位 | 旅行(温泉券や宿泊券を含む) | 17.3% |
| 3位 | 還暦の赤など長寿祝いにちなんだ物 | 13.5% |
| 4位 | 花 | 10.3% |
| 5位 | お酒 | 8.3% |
| 5位 | その他 | 8.3% |
| 7位 | 洋服や装飾品 | 6.0% |
旅行は、前の年の調査の11.0%から17.3%に増えて、3位から2位に上がりました。

同じ調査で、還暦の赤や古希の紫など祝いの色の品物をもらうとうれしいかを聞いたところ、うれしいが32.5%、どちらともいえないが46.0%、うれしくないが21.5%でした。
祝いの色は、品物そのものより、包装紙やリボン、花の一部に取り入れると、好みが分かれても受け取りやすくなります。
年代に合わせた選び方
長寿祝いのプレゼントは、主役の年代と暮らし方に合わせると、使ってもらえる物を選べます。
| 年代 | 選び方 | 候補の例 |
|---|---|---|
| 70代 | 趣味や夫婦の時間を楽しむ物 | 趣味の道具、夫婦の器、旅行 |
| 80代 | 軽くて扱いやすい物 | 軽い食器、小分けの食品、似顔絵 |
| 90代以降 | 場所を取らない物、すぐ楽しめる物 | プリザーブドフラワー、普段着、好物 |
80代以降は、重い器や操作の多い機械、量の多い食品は使いきれないことがあるので、軽さと量を優先します。
90歳以降は、家族がそれぞれ品物を贈ると置き場所に困るので、家族でまとめて1つの品にします。
贈る相手との関係別の予算
長寿祝いのプレゼントの予算は、贈る相手との関係で目安が変わります。
| 贈る相手 | 予算の目安 |
|---|---|
| 親へ(子どもから) | 20,000〜50,000円(品物だけなら20,000〜30,000円) |
| 祖父母へ(孫から) | 10,000〜20,000円 |
| 親戚へ | 5,000〜10,000円 |
| 上司や恩師へ | 3,000〜10,000円 |
兄弟姉妹3人で傘寿を祝い、品物に20,000円、食事会に30,000円をかけるなら、合わせて50,000円を3人で分けて、1人あたり約17,000円になります。
学生の孫なら数千円の品物や手紙でも十分で、職場で上司に贈るなら、1人3,000〜5,000円ずつ集めて1つの品にまとめます。
候補ごとの選び方
長寿祝いのプレゼントは、調査で上位の食事や旅行から、毎日使う物、記念の品まで、候補によって選ぶときに気をつけることが違います。
食事と旅行
食事や旅行は、もらってうれしかった物の上位で、物が増えないので、年代を問わず贈りやすい祝い方です。
旅行券や食事券を贈るなら、家族が行き先や店を一緒に選び、予約までを手伝うと、使われないまま期限が切れることを防げます。
家族で集まる長寿祝いの過ごし方は、長寿祝いは何をする?で紹介しています。
夫婦で使える物
夫婦がそろって元気なら、2人で使えるペアのタンブラーや器を贈ると、毎日の食卓で使ってもらえます。
夫婦の節目が同じ年に重なるときは、2人の名前を入れたペアの物にすると、合同の祝いにできます。
\ 夫婦の晩酌をおそろいで /
花と記念の品
花は、水換えのいらないプリザーブドフラワーにすると、手入れが負担な人や施設に入っている人にも贈れます。
似顔絵や名前の詩などの記念の品は、名前の漢字と読みを注文の前に家族で確かめ、届くまでの日数に余裕をもって頼みます。
孫と一緒に作る記念の品や、写真を使った手作りの贈り物は、長寿祝いの手作りプレゼントで紹介しています。
食品とお酒
食品は量より質を選び、小分けで調理のいらない物にすると、食べきれずに困ることがありません。
米寿の祝いにはお米、お酒が好きな人には普段は自分で買わない銘柄を選ぶと、節目らしさが出ます。
持病で食事を制限している人もいるので、食品を贈る前に、一緒に暮らす家族に確かめます。
家族の写真を楽しめる物
離れて暮らす祖父母には、家族が撮った写真がスマホから届くデジタルのフォトフレームを、写真を入れて設定を済ませてから贈ると、操作に慣れていなくても楽しめます。
\ 孫の写真が毎日届く /
カタログギフトを贈るなら
同じリンベルの調査では、カタログギフトをもらったときの気持ちは、好きなものが選べてうれしいが45.3%で最も多く、可もなく不可もないが26.0%、他のものがいいが17.3%、申し込むのが面倒が6.5%でした。
カタログギフトを贈るなら、家族が一緒にページをめくって選び、申し込みまで手伝うと、面倒に感じさせずに済みます。
- 体験や食事を選べるカタログにする
- 申し込みのはがきやウェブの手続きを、家族が代わりに済ませる
- 申し込みの期限を、家族も控えておく
避けたい贈り物と例外
長寿祝いで避けたい贈り物は、縁起の悪い物と、老いを意識させる物です。
| 避けたい物 | 理由 | 例外や代わり |
|---|---|---|
| 櫛 | 「苦」「死」を連想させる | 本人が欲しいと言っている |
| 寝具 | 「寝付く」を連想させる | 肩こりや眠りをいたわる枕などは喜ばれることもある |
| 老眼鏡や杖 | 老いを意識させる | 本人から頼まれた |
| 靴や靴下 | 目上の人を踏みつける意味になる | 本人が欲しいと言っている |
| 壁掛け時計や絵 | 壁に穴を開ける必要がある | 置き時計や小さな額にする |
施設や病院に贈るなら、鉢植えや香りの強い花、食べ物は、持ち込めるかを先に確かめます。
60歳の還暦に贈るプレゼントは、還暦プレゼントの選び方で紹介しています。
渡す時期とのし
長寿祝いのプレゼントは誕生日の1〜2週間前から当日までに渡し、のしを店に頼むときは次の点を伝えます。
- 水引は紅白の蝶結び、表書きは「祝古希」「祝米寿」「寿」など
- 肉や魚などの生ものには、のしを付けない掛け紙にする
- 4人以上で贈るなら、代表者の名前の横に「外一同」と書き、全員の名前は別の紙に書いて添える
- 子ども全員や孫全員から贈るなら「子供一同」「孫一同」とする
喪中のときは、祝いの会や旅行は忌明けの後に延ばし、品物を贈るなら「祝」の字を外して控えめにします。
品物に添える言葉
品物に添えるメッセージは、お祝い、思い出と感謝、今の姿をたたえる言葉、これからの約束の順に書くと、短くてもまとまります。
| 年代 | 言葉の選び方 |
|---|---|
| 70代 | これからの毎日を応援する |
| 80代 | 知恵や生き方への尊敬と、無理をしないでという気遣い |
| 90代以降 | 短く、はっきり読める大きな字で |
小さな孫の絵や言葉を何ページか集めて綴じると、色紙とは違う、めくって読める贈り物になります。
\ 孫の絵と言葉を綴じて /
書く場所ごとのメッセージの長さは、還暦メッセージの例文で紹介しています。
家族の写真と言葉を映像にして贈るなら
品物と一緒に、主役の若い頃から今までの写真と家族からのメッセージをまとめた映像を贈ると、場所を取らずに何度も見返してもらえます。
オーダーメイドでは、写真や動画に家族からのコメントを入れた還暦・長寿祝いのムービーを制作しています。
基本料金は15,000円(税込、2026年10月時点)で、写真50枚までの編集と完成前の確認が含まれ、コメントの修正や写真の並び替えは回数の制限なく頼めます。
食事会で上映するか、品物に添えて渡すかを伝えると、間に合う日程を相談できます。
\ 場所を取らない長寿の贈り物 /
※相談だけなら申し込みにはなりません
長寿祝いのプレゼントについてよくある質問
長寿祝いのプレゼントで人気があるのは何ですか?
長寿祝いをもらった人への調査では、食事と旅行が上位で、長寿祝いの色にちなんだ物、花が続きます。
祝いの色の物を贈らないといけませんか?
決まりではなく、祝いの色の品物をうれしいと答えた人は約3割です。
色は包装紙やリボン、花の一部に取り入れてもかまいません。
夫婦の節目が重なるときは別々に贈りますか?
合同で祝ってもかまいません。
品物は2人それぞれの祝いの色で用意するか、2人の名前を入れたペアの物にします。
施設に入っている人には何を贈ればよいですか?
割れない写真立てやプリザーブドフラワー、前開きの服など、施設で使いやすい物を選びます。
食べ物は、持ち込めるかを施設の職員に確かめてから贈ります。
長寿祝いのプレゼントの選び方のまとめ
長寿祝いをもらった人への調査では、うれしかった物の上位は食事と旅行です。
祝いの色の品物は好みが分かれるので、包装や小物で取り入れます。
80代以降は、軽い物、場所を取らない物、食べきれる量の物を選びます。
家族の写真や手紙を添えて、節目の長寿を祝ってください。


